thinking
最近、何かと批判されがちな日本社会の印鑑文化だが、「印鑑への絶対の信頼」など、公務員にもたぶん無い。 押印してあれば、次の人が受け取ってくれ、書類が回せるから印鑑を押すのだ。 相手が受け取ってくれる、という意味で、押印した書類は「貨幣」に似…
最近、読んでいる本に「欲望相関性の原理」という概念が書かれていた。 欲望が哲学の基本原理であれば、資本主義はなかなか終わらない気がしてきた。 そうなると、つみたてNISAなどを活用してインデックス投資で資本主義全体に対して投資するのは理にかなっ…
最近、突然死を考える。 突然死に備えて身辺整理しておかないといけない。 恥ずかしいブックマークなど削除。 恥ずかしい日記なんか、どうしようか。 一方で、死んだ後のことなんてどうでもいい、という思いもある。 恥ずかしい情報が残っていたところで。 T…
ニーチェ『この人を見よ』を読了した。 何度目だろうか。 何度読んでもおもしろい。 今回は、光文社古典新訳文庫版を初めて読んだ。 訳者は丘沢静也さん。 以前『マンネリズムのすすめ』を読んで、感銘を受けた。 影響を受けた。 これも、マンネリの価値転換…
宇和島ブルースは知らないけれども、大竹伸朗さんの「宇和島ブルース」は刺激的な文章である。所用があって、熊本へ行くことになった。 いつも熊本に行く用事ができると、熊本市立現代美術館の展覧会を検索する。 以前は、それでタイミングよく川内倫子さん…
がんになったら、がんについての論文や本やホームページを徹底的に読むことにする。 要するに、不安や心配の対象を徹底的に調べるのだ。 そうすることで不安や心配に対抗する。 ただ、がんの場合は、「がんもどき」のようなトンデモ情報も多いので、注意しな…
セネカ『人生の短さについて 他2篇』を読んだ。 セネカは自分に合っている。 読んですぐにわかる。 マルクス・アウレリウスもそうだが、ストア派とは相性がいい。 Kindle版なので簡単にハイライトできる。 そこからいくつかをEvernoteに抜き出している。 こ…
ふらふらになっても考えることは止めない、という意志、それが「ふらふら帝国」という言葉に込めた意味だ。 元ネタは、ゆらゆら帝国である。 帝国というのは、アッテンボロー(『銀河英雄伝説』)が言ったように、くそまじめなところがある。 結局、同盟軍は…
セネカからヒントを得た。 自分を借り物のように生きる。 そうすれば、自分を大切に扱うだろう。 借り物だからこそ。 管理責任。 善良なる管理者としての注意義務。 自然、神や天と言ってもいいかもしれないが、そこから借りている人生、この身体。 最後はそ…
『パルプ・フィクション』は信頼の映画だ、という評価を読んで、なるほどと思った。 個人的にも、愛に価値を置くよりは、信頼の方がいいと思う。 愛は憎悪に容易に接続し、ダークサイドに取り込まれやすい。 アナキン・スカイウォーカーを見よ。 その点、パ…
森博嗣さんの『集中力はいらない』を読んだ。 要するに、自分のスタイルは自分で作らないといけない、ということだな。読んでいて、中学生長男に読ませたいと思った。 本書は、受験勉強のやり方にも通じる。 一般に、受験勉強も集中しろ、と言われるが、それ…
無心になれる趣味がいい。 ファイアーエムブレム ジグソーパズル 無心というのは、結果をあまり気にせずに、その瞬間に集中している状態だと思う。 ちょっと自分のEvernoteを「無心」で検索していたら、サッカー日本代表GKの中村航輔さんが将棋棋士の中村太…
2019年においても義理と人情は重要だ。 見城徹さんが評価する経営者であるサイバーエージェントの藤田晋さんも義理と人情はしっかりと抑えているように見える。 見城さんは『たった一人の熱狂』で「仁義に厚い」と評している。 一方で穏やかで慌てたところを…
不きげんは怠惰と同じです。つまり怠惰の一種なのです。わたしたちは生まれつき怠惰に傾きやすい。けれどいったん奮発すれば、仕事はすらすらはかどりますし、活動にほんとうの喜びを見いだすことができましょう。 (『 若いウェルテルの悩み』) 手塚富雄. …
徹底的に考える、ということは、偉い人がよく言っている。 色んな表現で言っている。 例えば糸井重里さんは「君は脳みそから血が出るくらい考えているか」と社員に問いかけるらしい。 孫正義さんは問題の解決案については、それが出るまで深く考え続けること…
先日、田舎で8時間ほど空き時間があった。 Kindle Paperwhiteでネヴィル・シュート『渚にて』を読んだ。 周囲を山に囲まれて、近くのコンビニに行くにも車で10分ほどかかる場所で読むのにふさわしい小説だった。 まだ読了はしていない。 少しずつ読み進めて…
訳あって7時間ほど空き時間ができた。 家に帰ることができない距離。 季節的に車の中で過ごすことができる。 困った時は仮眠かな。 自由とも言える。 退屈とも言える。 あとは自分がその時間をどう使うか。 ポメラDM200を持ってきた。 今、この文章を車の中…
自分の感情は疑う システム1を信用し過ぎるな バイアスに注意 効率性を仕事以外で追求すると苛々する 未来を見過ぎない 自分の世界を限定した方がいい そいつは関係ない コメントも、感情も不要だ 誰が苛々していても、その空気に感染する必要はない音楽は今…
チャールズ・ウィーラン『MONEY』はKindle版で読んだ。 本書は、お金の教科書だった。 今回、ブログを書くためにハイライトした箇所を中心に再読することで、知識を使えるものとしてインストールしようと思った。 翻訳に山形浩生さんが入っている。 ここに信…
『進撃の巨人』での切り裂きケニーのセリフが良かった↓ みんな何かに酔っ払ってねぇと/やってらんなかったんだな… みんな…何かの奴隷だった… これは中年以降の自分の感覚にしっくりくる。 まあ、進撃の世界では壁の中で若いエレンたちも感じていたのだろう…
「考えろ、どうすれば勝てるか考えるんだ」は、大河ドラマ『真田丸』で毛利勝永が言った台詞だ。 もっとも印象に残っていて、今でも岡本健一さんの芝居と共に時々思い出す。 仕事だろうが、子育てだろうが、とにかく考えるしかない。 そういう覚悟を自分に言…
親友は一方的な概念である。 自分が勝手に誰かを親友と認定するだけで、相手が自分を親友と思っているかどうかとは関係がない。 また、親友という言葉は口に出された時点で力を失う。 だから「俺たち親友だよな」と発言した時点で一発レッドカードである。 …
色々な意味で軽く生きたい。 軽妙に。 シリアルポップに。 人生に対して深刻にならない。 モノは少なく。 引っ越す時にできる限り軽くしたい。 モノ自体も軽い方がいい。 軽くてコンパクトなスマホ。 軽くて安いペン。 軽い腕時計、チープカシオ。 などなど…
朝から激しい怒りで、その怒りの矛先を収めきれず、二度寝もできない。 ついスマホを手にして、Twitterなどしてしまう。 本田圭佑さんもそんな感じなのではないか。 ツイートを読むと、サッカーに集中できていない。 今はワールドカップに向けて集中する時期…
状況を楽しむことができれば強い。 そんなことを最近、考えている。 仕事でもレスでも、その状況を楽しむことができれば強い。すぐにイメージするのが、ドラゴンボールの孫悟空だ。 ベジータでも、フリーザでも、強敵と戦うことを楽しんでいる。 地球を救う…
仮に明日死ぬとしても、自分には後悔することなど存在しない。 おそらくそれが問題だ。 情熱を持っている人は、明日死ぬとしたら、まだ成し遂げていないことに対して後悔するだろう。 後悔がない、ということは情熱がないということだ。 この人生において最…
自分の口癖は、めんどくさい、だ。 これは一般によろしくないと言われる。 しかし、私はそこに積極的な価値を与えたい。 めんどくさいを基準にして、自分の生活を作り上げていくのだ。たとえば、めんどくさいという基準から、資金運用もインデックス投資を選…
愚痴を吐き出すではなく、アウトプットすると言えば違ってくる。 そうだつらいこともなんでもアウトプットできれば救いになる。 こうしてブログのネタにすればいいのだ。 まずはノートに率直に書く。 なんでもいい。 最近はジブン手帳miniに一元化が進んでい…
めんどくさいから仕事をしている。 もし腐るほど金持ちで、仕事もせずに、毎日が空白だったら、何をするか考えるのがめんどくさい。 だから仕事をしているようなものだ。 仕事に行けば、色んな問題、トラブルが降ってくるので、飽きない。 ゲームだと思えば…
仕事の疲れからか、休日に気力が出ない。 結果、何もできない。 何もしなくていいことはない。 子どもたちに何か食べさせたり、おやつを買いに行ったり、ポケモン図鑑を見せたりしないといけない。 ところが、アパシーにとらわれている。 やりたいことが何も…