やりたいことが無いなら、サラリーマンという仕事に熱狂すればいい

サラリーマンというのは、自分から動かなくても、問題が次々と降ってきてくれるから、飽きない。
ふと、そんなことを思った。
土曜日の夜、セブンイレブンで売っているスコッチウイスキーハイボールを飲みながら、ポメラDM200で週次レビューを実践していて、そんなことを実感した。

最近、FIREとかいう言葉をよく見かける。
早期退職という意味らしい。
早期退職でよくね?
横文字の言葉には要注意。
FIREできた人たちが勝ち組のように見えるかもしれないが、自分のように情熱の対象が無いサラリーマンにとっては、FIREしたからってやることが無くなるだけではないか。
膨大な時間と年月をもてあまし、多分、ろくなことを考えず、つい政治活動に走ってしまったりしそうである。
危ない、危ない。

その点、サラリーマンはいい。
受け身の姿勢でも、毎日のように問題が向こうから降ってくる。
それに全力で真剣に向かえば、こんなにおもしろいことはない。
飽きることがない。
仕事がおもしろくない、って言う人は、その仕事に真剣に向き合っていないだけなのだ。
どんな仕事だって、姿勢で情熱の対象となる。
熱狂できるはずだ。
そして、年間何百万円という収入になる。
これは1億円を運用したような価値がある。
つまり、サラリーマンには約1億円の価値があるのだ。
それをFIREごときに踊らされてみすみす捨てるのは惜しい。
だから、自分に何かどうしてもやりたいことが生じないうちは、サラリーマンに熱狂しようと思っている。