新NISAで資金が海外流出していると発言する委員~財務省の有識者会議

第 4 回 「国際収支から見た日本経済の課題と処方箋」各論③金融収支 議事要旨を見ていたら、財務省は神田眞人財務官が出席者の一人で、以下のような発言があった。
www.mof.go.jp

誰の発言かは不明。

新NISA を通じて、日本の働き手の資金が海外に流出しており、危機感を持 っている。現時点でも海外流出は増えているが、毎年新入社員が入る度に、 海外株投信等での投資が増えることが想定されるので、今後とも、海外流出 は増え続けるのではないか。

ええと、NISAへの投資って「資金の海外流出」なのでしょうか?
ものすごく頓珍漢な発言のように思えます。
「国際収支から見た日本経済」とありながら、経常収支が第一次所得収支の黒字のおかげで黒字であることには触れず、結局、財政健全化とか国家債務の問題にすり替えられているように思えます。素人ですが。そして、そこには神田眞人がいると。
ここにいる委員たちは何をしているんだろうかって思います。財務省の犬なのでしょうか。
一部、NISAを通じた海外投資の増加は問題視すべきではない、と真っ当な発言されている委員もいる。これは絶対に神田眞人財務官ではない。

昨日の三菱UFJアセットマネジメントのブロガーミーティングでも、NISAでの資金流出という意見に疑問が付けられていた。
こんな頓珍漢な委員で大丈夫なのか有識者会議。