つみたてNISAについて聞かれたので自分の方針を整理してみた

つみたてNISAについて聞かれて、アドバイスのようなことをしたので、自分なりに整理してみた。
基本的には、インデックス投資家ということで良い。
ほぼ水瀬ケンイチさんの真似。
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だから、このブログを読んで、そこで推奨されている本を読めばいいよ、でアドバイスは済む。
とはいえ、たとえば女性であれば竹川美奈子さんの本の方が初心者は入りやすいかなとか、色々と思う。

大前提として、つみたてNISAを活用したインデックス投資であっても投資なので、損するリスクはある。
そこはまず押さえておかないといけない。
しかし、今はインフレで貯金も実質的に価値が目減りするので、リスクは程度の差である。

まずは、生活防衛資金を確保するのが先。
その前に、借金(住宅ローン)があればそれを返済するのが先。
借金の金利分の「投資」となる。
生活防衛資金は、よく生活費の2年分ってあるけれど、そこをどう設定するかはそれぞれの考え方かな。
そして、生活防衛資金で一つの銀行1,000万円超えるようなら、個人向け国債変動10を買う。

それからつみたてNISAを検討。
つみたてNISAをやるなら、ネット証券がお得。
ツートップは、楽天証券SBI証券だと思うので、どちらか選べば間違いはないと思う。
楽天カードを普段から使っていて、楽天生活圏にいるなら楽天証券がいいだろう。
自分はSBI証券で口座を作っている。
今から始めるのであれば、とりあえずどちらかのネット証券に口座を解説して、つみたてNISA口座を作っておけばいい。
来年2024年から新制度のNISAがスタートするが、口座があれば自動的に口座は作られる。
無理して今年2023年の枠を使わなくてもいいんじゃないかな。
今年は、上記の竹川美奈子さんの本を読んで勉強すればいい。
ガチ勢なら、山崎元さんを読めばいいし、水瀬ケンイチさんと山崎元さんは共著もある。
勉強したうえで、納得して始めるべきだよね。

40代後半であれば、来年から月10万円、年間120万円をつみたて投資枠で継続すれば1,800万円の枠を60歳過ぎた頃に使い切るよね。
ちょうどいいんじゃないかな。
余裕があればパートナーと2人で年間240万円積み立ててもいいし、さらに余裕がある年には成長投資枠の活用も検討する。
でも、めんどくさいならとりあえず月10万円ずつ淡々とつみたてていけばいい。
ただ、今はアメリカも日本も株価が高くなっているので、今から始めると、もしかすると最初は損をしたり、伸び悩んだりするかもしれない。
その時に、我慢して積立を継続するには、自分で勉強して腹落ちさせておく必要がある。
また、竹川美奈子さんは、海外の調査結果を紹介していて、それによれば女性グループの方が男性グループより投資結果が良かったとのこと。
なぜか。
それは男性の方が頻繁に取引をする傾向が高いからのようだ。
男は我慢してコツコツ積み立てることができない。
そして、頻繁に取引をすることで取引コストがかさんで全体の投資のパフォーマンスを低下させるようだ。
その点で、積立投資は女性向きかもしれない。

つみたてNISAは、今ならインデックスファンドでeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本でいいと思う。

あと、働いているなら、企業型確定拠出年金を確認して、それが無ければ、iDeCoも併用すればいいかもしれません。

まとめるとこんな感じでしょうか。

  • 普通預金生活防衛資金)1銀行1,000万円まで
  • 個人向け国債変動10
  • iDeCo
  • つみたてNISA_つみたて投資枠(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー))月10万円×12月
  • (資金に余裕があれば)成長投資枠を活用