2018年からつみたてNISAに移行した人の2015年NISAロールオーバー問題

最近、2015年のNISA分についてのロールオーバーするかどうか問題についての記事をよく見るが、私が求めているのは、それらの記事ではない。
私は当初NISAから始めて、2015年はNISAだが、2018年からはつみたてNISAに移行している。
その場合、2015年分のNISAのロールオーバーはそもそも選択肢から外れる。
だから、まったく無意味な記事ばかりなのだ。
痒い所に手が届く記事が見当たらない。
もしかしたら記事を書いている人たちは、身銭を切って投資していないのではないか。
我が家のように、子ども三人子育て家庭だとNISAで毎年120万円も投資するような余裕はなく、つみたてNISA年40万円がちょうどいいのだ。
さて、そうなると、2015年NISAは、年内に売却するか、そのまま放置して特定口座へ移管されるか、という判断になる。
その記事がないのだ。
だから、自分で考えるしかない。
記事が無いとツイートしたら、返信をもらったりして、それを材料に自分で考える。
投資は自分で考えて判断しないといけないというのは基本だ。
その結果、基本は放置して特定口座移管でいいだろうという結論に達した。
資産全体のアセットアロケーションで考えているので、いったん売却しても、また同じ資産クラスタを購入することになるからだ。
今の銘柄だと、信託報酬が下がっている気がするが、手間を考えるとそこまで気にするレベルの差ではないと思う。
よって、私の面倒力で判断すると、放置して特定口座移管となる。
人によっては、2015年分をいったんすべて売却して、同じ資産クラスタを購入しなおすことで、リバランスすることに意味があるかもしれない。
私のアセットアロケーションは、リバランスする必要がないので、個人的には不要。
しかし、不安なのは、これから年末にかけて、このまま史上最高額といった株価が維持されるかどうかだ。
年内暴落もありうるのではないか。
これは何の根拠もない漠然たる不安だが、メンタルアカウンティングは馬鹿にできない。
合理的ではなくても、その思考が現実の生活に影響を与えるならば、それはリアルなのだ。
その不安を和らげる方法を思いついて実行した。
それは、2015年NISA銘柄の半分50%を売却することだ。
50%という数字には何の合理的な根拠はない。
ただ、半分利益確定しておけば、たとえ年内に暴落しても、まあ心のダメージは抑えられると考えた。
精神衛生上は合理的な判断なのだ。
また、投資信託ETF株式全体のポジションを下げる意味もある。
これは、現金のポジションを上げるという意味でもあり、バフェット=マンガーの影響でもある。

バークシャーにとって、株価の上昇は、株を買うのをやめて現金のポジションを積み増せというシグナルだ。
デビッド・クラーク『マンガーの投資術』

ちなみに、50%に合理的な根拠はないので、投資信託については売却が金額していなのでざっくり半分ほどの金額を指定しておいた。
ETFは口数で売却注文できる。
この辺り、わかりにくかった。
まぁでもこれで今年2019年はやることをやったな。
あとは自分がコントロールできないことだ。