タイトルは羊文学の「あいまいでいいよ」の歌詞から。
先日参加したライブでは、自分の中でその箇所が前半のハイライトだった。
ライブに行くまでは、90年代を思い出す音の感触や灰野敬二かゆらゆら帝国のようなドラムの佇まいが気になっていたが、ライブに向けて繰り返し曲を聴いていると歌詞の魅力にも気づく。
しかし「キスの真似をする」というのは、具体的にどういったアクションなんだろうか?
ぜひ映像化してもらいたい。
塩塚さんを詰めないといけない。
自分はコーヒーを飲むのが遅い。
毎朝、コーヒーメーカーでコーヒーを淹れる。
それを妻と二人で飲む。
妻は30分で飲み干すが、自分は飲み干せないまま仕事に行く時間となる。
残したコーヒーはカップのまま冷蔵庫に入れる。
そして仕事から帰宅後、残したコーヒーに牛乳を入れたり、レンジで温め直して飲む。
それもなんだかなと思ったので、ニトリで買ったミニボトルにコーヒーを入れて職場へ持って行くように最近はしている。
そのコーヒーは昼前まで温かいままもつ。
だから「あいまいでいいよ」の歌詞がよくわかる。
恋人未満の二人が何かの契機で二人で出かけたその先でカップ式の自販機を見つけて休憩をする。
コーヒーを買ったのだが飲み干せないまま、また歩き出す。
手にカップを持ったまま。
持て余したまま歩いたその先の誰もいない季節外れの海岸でキスの真似をする。
そういう体験が実際にあったとしても、無かったとしても、リアルに迫ってくる。
「あいまいでいいよ」のミュージックビデオを見たら具体化しそうだが、止めておこう。
自分自身の妄想に執着しよう。