リアル男子高校生の醜さとハイキュー!!の美しさ

隣人の男子高校生がうるさい。
朝から夜遅くまで、声がでかい。
無駄に大声を出す。
時々、奇声を発することもあるし、毎日のようにやっぱり声がでかい母親と口げんかしている。
借家だが一軒家なのに、長屋に住んでいる気分になる。
まあ、ほとんどのリアル男子高校生は無駄に声がでかいし、所作は醜い。
中二病をこじらせていたり、自意識過剰だったり、中学生の思春期のバランスの悪さを卒業できていない連中が大部分だ。
その点、ハイキュー!!に出てくる男子高校生たちはみんな美しい。
ヤンキー田中ですら美しい。
まあ、フィクションだからね。
といっても、もう少しリアル男子高校生たちはハイキュー!!なんかから学んでもいいんじゃないかと思う。
リアル男子高校生は、ハイキュー!!とか見ないのかな。
もったいない。
ちょっと待て、じゃあ45歳のお前はどうなんだ。
と言われると、まあ、醜いよね。
おっさんだし、加齢臭とかあるし、自分で気づかないし。
中二病から卒業できていなかったりするし、アルコールに逃げるし。
自らの醜さを自覚すると、本当に消えたくなる。
死にたいのではなく、消えたい。
きれいさっぱりと。
存在論的自己嫌悪。
ハイキュー!!のキャラクターたちがまぶしすぎる。
今、鹿児島では地上波でハイキュー!!を放送していないが、Amazonプライムのプライムビデオで数日遅れで見ることができる。
ありがたいことだ。
中学生の長女と一緒になってはまって見ている。
それもありがたいことだ。
子育てにおいて、男子中学生から男子高校生の6年間はさっさと通り過ぎて欲しい時期だと思う。
昔の自分を思い出させるのも嫌悪感の要因かもしれない。
若手の俳優たちやK-POPアイドルたちの美しさがうらやましい。
その裏には醜さがあるとしても、少なくとも見た目が美しければいいではないか。
見た目も内面も醜い45歳のおっさんは心底そう思う。

第13話 「2日目」

第13話 「2日目」

  • 発売日: 2020/04/05
  • メディア: Prime Video