イケメンとの絶望的な戦い

妻はもう長年、韓国ドラマ(韓ドラ)にはまっている。子育てや仕事のストレス解消にもなっているようだ。俳優を追っかけしたりするほどではないので、問題無い。家庭も崩壊していない。レンタルDVD代程度は小遣いで賄っているだろうし、家計にも痛くない。
その韓ドラを自分も時々、横目で見ている。敵を知らないといけない。韓ドラをぶっとばせ。

嬉しいポイント

イケメンは一緒にいるだけで「嬉しいポイント」がたまるらしい。妻の場合は、韓ドラでイケメンを見ているだけで「嬉しいポイント」がたまるのだろう。しかも、そのペースは速そうだ。そのイケメンに対して、イケメンじゃない自分は、絶望的な戦いを挑まなければいけない。アリと巨人の戦いだ*1
いや、もはや韓ドラのイケメンと戦うのは、諦めている。自分はいったい何と戦っているのだろうか?

諦める

諦めて、自分はどこへ走るべきか?対抗してアイドルオタクにでもなるか?オン・ザ・ロードへ飛び出すか?とりあえずポメラDM200 を買ったのは、韓ドラ対抗のようなものだ。愛人ポメラポメラへの浮気なら許してもらえるだろう。キーボードのタッチは心地よいが、女性の肌のようにやらかくはない。ポメラにのめり込むのはもしかすると一種の嫉妬かもしれない。それでもいい。ポメラにのめり込んだところで、家庭は崩壊しないだろう。出費も初期投資のみ。継続的にキャバクラや風俗に通うより少ない。妻への恋愛的な執着から自由にならないとつらい。韓ドラのイケメンに勝てないからだ。甘い復讐。でも、ポメラで気持ちよくなれるか?満足できるか?妻と情を交わす行為の代替になるのか?ならないよね。

諦めない

一方で、諦めない。朝、行ってきますのハグとキス。その時の感じでわかる。したい時はしたいと言う。拒否されたら、あっさり諦める。その繰り返し。レジリエンスで復活。ニーチェの超人。偉大な肯定。「諦めたら、そこで夫婦関係は終わりですよ」と安西先生も言っていたではないか(ウソ)。でも、時々、心が折れそうになる。その時をどうしのぐか、乗り越えるか。結論は出ない。