忙しくても立ち止まること

仕事でも家事でも、一度やると決めたタスクをゆっくりとした所作で丁寧にやれば、ミスも減らせるし、苛々もしない。
中断タスクが入っても、どこまでやったか再開しやすいようにログをとったりしてから、中断タスクに対応できれば、心も穏やかだ。
焦るな。
立ち止まることも大事だ。
ログをとるのも、胸ポケットのニーモシネ、メモパッドに万年筆カクノのキャップを外して、丁寧な文字で書くといい。
そういう一連のゆっくりとした所作が心を落ち着かせる。

最近は仕事が忙しくて、夜21時帰宅とかになる。
そこからシャワーを浴びたり、食事をしたり、子どもが動画見たい、というのを交渉したり、明日納める校納金を準備してそれを家計簿アプリに忘れずに入力したりしていると、すぐ1時間ぐらい経つ。
そして、睡眠時間が減ると焦る。
しかし、そこでぐっとこらえて所作を丁寧にやることだ。
シングルタスクで、やるべきことを一つずつこなすことだ。

せかせかしてはよくない。
仕事が忙しくても、ゆったりと鷹揚に構えるべきだ。

そんなタイミングで、ケヴィン・キャッシュマン『優れたリーダーは、なぜ「立ち止まる」のか』を読み始めた。
自分の考えていることと接続しそうである。

優れたリーダーは、なぜ「立ち止まる」のか――自分と周囲の潜在能力を引き出す法則

優れたリーダーは、なぜ「立ち止まる」のか――自分と周囲の潜在能力を引き出す法則