家族分のマイナンバーカード交付申請書が届いたが、マイナポイント制度はまさしく鶏肋だった

自分はすでに取得してマイナポイントももらったマイナンバーカードだが、残りの家族分のマイナンバーカード交付申請書が先日届いた。
akizukid.hatenablog.com
↑ここで書いたが、トータルで5カ月ほど時間がかかるマイナポイント取得はうんざりする。
家族4人で20,000円だとしてもだ。
金額は中途半端。
捨てるには惜しい。
まさしくこれこそ鶏肋だと思った。
マイナポイント制度は鶏肋だ。
めんどくさいの元はこの5か月という時間に尽きる。
マイナンバーカード申請自体は下記に書いたように、スマホで申請すると驚くほど楽だ。
akizukid.hatenablog.com
自分の場合、マイナポイント制度があることでかえってマイナンバーカード申請のハードルが上がっているという政策のマイナス効果が発揮されているのだ。
予算も必要なうえに、手続きがめんどくさいがゆえに、マイナンバーカード取得率向上しないマイナポイント制度は、やっぱり政策としては失敗なのではないだろうか。
その失敗を認めてこそ、次の政策に活きるのだろうが、霞が関は失敗を認めない組織文化が根強い。
根強いというか、ほとんど失敗を認めないことが魂の形になっているのではないだろうか。
真人にその魂の形を変えてもらいたいくらいだ。
ちなみにマイナポイント制度は3月末までが期限となっている。
この期間を過ぎてしまえば、かえって鶏肋に悩むこともなくなるので、マイナンバーカード申請が進むのではないだろうか。

狗巻先輩→言霊

アニメ『呪術廻戦』の狗巻先輩の影響で「言霊」ということを考えている。
使った言葉は、自分に返ってくる。
なので、使う言葉には意識的になった方がいい。
ふだん無意識で反射的に使う言葉は、シャケとかおかかとか、おにぎりの具にする、というのは一つの方法だと思う。
脊髄反射の言葉は少なく、少数のコレクションでいいかな。
最近、自分は「しゃべり過ぎ」なのではないか、という思いがあるので、ちょうどいい。
使う言葉を意識的に選択してみよう。
かといって、無理にポジティブな言葉にする必要はない気がする。
ポジティブな言葉を使いましょう、という心理学とは違う。
沈黙をベースに。

呪術廻戦 セリフストラップ 狗巻棘

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  • 発売日: 2021/05/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー

樺沢紫苑『ストレスフリー超大全』は一家に一冊あってもいいな

樺沢紫苑さんの『ストレスフリー超大全』を読んだ。
これ、家庭の医学のように一冊あればいいなと思った。
基本的で機能する情報がまとまっている。

以下は私の読書メモであり、正確な引用ではなかったりするので注意。
「→」は私のコメント、読みながら接続したこと。

読書メモ

ノルアドレナリンの分泌としての不安 p20
→不安のような曖昧な感情を物質の問題としてとらえて対処する

不安に対しては「行動する」こと
→NextAction思考(GTD)、不安には「次の物理的なアクション」に焦点をあてるGTDが機能すると思っている

週に150分以上の有酸素運動 p33
Google Fitの基準(WHO)
Google Fitは睡眠時間も記録できる
Google Fitは最近スマホのカメラで心拍数や呼吸数も計測できるようになった、すごい

樺沢さんは「朝散歩」をおすすめ p36
セロトニン(物質の問題)に注目
→朝、太陽の光を浴びながらウォーキングすればいい
→通勤でもウォーキングを取り入れる

ラポール形成 p56
心の橋がかかるのは3ヶ月以上
→子どもとの心理的安全性の構築(2021年1月~

・Iメッセージ p92
「宿題をしてくれると、お母さんは嬉しい」
・情報提供を続ける
リビングに読ませたい本をさりげなく置いておく
・半年以上待つ
・他人より自分を変える

フレイル p137
→個人的に痩せすぎの自分は気になる、要注意
→運動か

守破離 p151
→異動、3年間
→守:引き継いだことを基本、学び、インプット
→破:引き継ぎ以外に発展、挑戦、アウトプット
→離:自己流のやり方、自分で決断、提案、異動を意識、マニュアル化

「やらされ感」は地獄、「自発性」こそ天国
→たとえ降ってきた仕事でも、それを改めて自ら主体的に選び直すことが仕事を楽しくやるうえでのポイント
→大げさに言えばニーチェの「運命愛」

天職はコンフォートゾーンの外にある p166
→否応なしにコンフォートゾーンの外に出されることは多々あるので、無理に出る必要はないと思っている
→否応なしにコンフォートゾーンの外に放り出された時に、その状況を自ら選択すること(やはり運命愛)

やる気スイッチ p174
まず始めること
パワーポーズ

質のよい睡眠を7時間以上が目安 p207
→フランクフルト長谷部誠は8時間以上の睡眠と規則正しい生活を心掛けていると
寝る前の2時間の過ごし方
ブルーライトを避ける スマホを使わない
・飲酒・食事をしない
・興奮系の娯楽(ゲーム、映画、ドラマを避ける

・「入浴こそがぐっすり眠るための最も重要な方法だ」西野精治
・蛍光灯もブルーライトを発する
→LEDランタン時間
寝る時は真っ暗がいい

寝る前2時間のリラックス・ルーティン
・90分前までに入浴40℃
・水分はとる、食事は控える
・軽い運動(ストレッチなど)、音楽、アロマなど非視覚系
・日記(ポジティブ)
→ほぼ日5年手帳
→ダイアログノートでの自己分析1000問(前田裕二『メモの魔力』)

科学的に「健康にいい食べ物」 p226
・魚
・野菜と果物(フルーツジュースとじゃがいもは除く)
・茶色い炭水化物(玄米、蕎麦、全粒粉パン)
・オリーブオイル
・ナッツ類

痩せは健康ではない

よく噛んで食べる p237

適量飲酒 p240
「純アルコールで1日平均20グラム程度」
→アルコール25ml程度か

休肝日を週2日以上
→翌日仕事の日は飲まない、つまり週5日休肝

性格ではなく、行動を変える p249
→NextAction思考

3行ポジティブ日記 p250
寝る間15分以内
→ほぼ日5年手帳

自己肯定
自己受容

あるがままでよい、あるがままよりほかに仕方がない、あるがままでなければならない。(森田正馬) p254

1行ネガティブを書いて、フィードバックを追記する

「怒っている自分」を客観的に眺める p265
→非人情(夏目漱石草枕』)

ゆっくり話す p267

嫌な出来事はアウトプットしない方がいい p270
1回ルールの徹底

ツァイガルニック効果
=目標が完了されていないタスクの方が、完了したタスクよりもよく覚えている傾向がある
→タスクも完了させてしまえばいい
→たとえばできるタスクをすべて実行した後は、そのタスクを適度な期限を設定して先送りしてしまえば、とりあえず完了となる

賢者のワーク p274
ノートに嫌なことを書いて、しばらく時間を置いて、客観的なアドバイスを書き込む

「嫌な出来事は徹底的に書き出したほうがいい」というアドバイスもありますが、私は懐疑的に見ています。「書く」ことは、「話す」こと以上に、記憶を増強しやすいからです。p275

人生を楽しむ人になる方法 p314
・素直さ
ニュートラル(中立)
→フラットな姿勢
先入観に注意する
情報をブロックせずに、とりあえずやってみる
→非人情の旅に思慮はいらない
1.コンフォートゾーンから出る
→人生に置いては、否応無しにコンフォートゾーンから出る機会がある(異動など)ので無理に自ら出なくてもいい。否応なしに出た時に、その状況を自ら選択したものとする姿勢が大事。ニーチェの運命愛。
2.ウィッシュリストを書く
→ほぼ日5年手帳の巻末、ダイアログノートのリスト

決断グセをつける p318
ただの情報不足
迷ったときは「徹底的に情報を集めること」しかない
「確証バイアス」に注意
「決断の基準」を持つ
1.ワクワクする方を選ぶ
孫悟空ドラゴンボール
2.難しい方を選ぶ
3.ドラマティックな方を選ぶ
→1995年、告白した決断によって、自分の人生が変化した

「生きる意味」は存在しない p322

人間は自分の存在意義(世界そのもの)を知ることはできない。(カント)

セロトニン及びオキシトシンによる幸福をベースにして、ドーパミン的幸福を求める p332
セロトニン的幸福
・朝散歩
・笑顔
・瞑想、マインドフルネス、複式呼吸
オキシトシン的幸福
・安定した人間関係
→妻との関係
・20秒以上のハグ
ドーパミン的幸福
・お金、社会的成功
・運動
→仕事
→投資

エッセンス
1.「それでいい」を口グセにする
→これでいいのだ(バカボンのパパ
2.「今」にフォーカスして生きる
「つい、過去や未来のことを考えてしまうときは、「今を観察すること」に集中しましょう。」
→ニーモシネに今日のToDoを書き出して実行
Microsoft To Doの今日の予定
3.自分で決めて「自分の人生」を生きる
4.自分を大切にして生きる
優先順位は、自分→家族→仕事の順番
5.自分から心を開き「相談」をする
6.必ず「動きながら」考える
「小さな行動」の積み上げ
→NextAction思考
7.毎日を「ポジティブ」に締めくくる
3行ポジティブ日記

発展

本書に紹介されている本を読むとさらに個別に深く追求できる。
その意味でも一家に一冊あると、自分だけではなくて、もしかすると子どもたちも読んで、機能することが期待できる。

GTDツールを仕事とプライベートで分けるかどうか

GTDツールを仕事とプライベートで分けるかどうか。
今は区別した方がいいだろうと思っている。
仕事では、Microsoft To Doを使っていて、うまく回っている。
プライベートはふわふわしているが、アナログツールでノートを使えばいいのではないか。
小さいノート活用術で、ダイアログノートを使う。
プロジェクトをノート巻末にリスト化しておけばいい。
「次の物理的なアクション」NextActionは、ニーモシネのメモパッドを使う。
プライベートのタスク管理は、プロジェクトと次の物理的なアクションくらいでゆるく管理すればいい。
一方、仕事は後から検索もしたいのでデジタルツールの方がいい。
だから、Microsoft To Doを使っている。
Microsoft To Doは検索も強力で、メモ欄に覚え書きを書いておけば後から参考することができる。
プライベート側のメモとしては、Google Keepを使っている。
Google Keepには仕事のメモもあるが、メモの色で区別している。
うまくツールのすみ分けができているかな。
仕事もプライベートも、スケジュール管理は、手帳を使っている。
タスク管理を別ツールで行っているので、ジブン手帳のような大きな手帳じゃなくていい。
ここ2年はNOLTYライツメモ小型版をつかっていて、それがちょうどいい。

マルマン メモパッド ニーモシネ 方眼 A7 N179A 10冊セット

マルマン メモパッド ニーモシネ 方眼 A7 N179A 10冊セット

  • 発売日: 2015/02/16
  • メディア: オフィス用品

感情→思考→NextAction

ノートの左ページに「感情の言葉」、右ページに「思考の言葉」を書く、というノート術を見た。
なるほど、感情の客観視になる。
感情を思考に置換する。
樺沢紫苑さんは「感情はただの脳内物質変化」ということを書かれていた。
自分を客観視することは、夏目漱石草枕』の「非人情」に接続する。
それは学生の頃から、もう20年以上、考えてきている。
その時に書いた卒論や修士論文は、今思えば、文学の論文の範疇ではなかったな。
話を戻すと、思考に置換したら、次はGTD的なフローで「次の物理的なアクション」=NextActionにまで変換できたら良き。
こうやって自分の中では、小さいノート活用術と心理学と文学とGTDが接続して、使える知識=武器となっている。

草枕 (岩波文庫)

草枕 (岩波文庫)

YouTube on TVが便利だ~テレビの大画面でネット動画

もう一年以上前の話になる。

Nintendo Switch Onlineに加入したら、スイッチにYouTube on TVをダウンロードできた。
テレビでYouTubeを見ることができるようになった。
大画面でのYouTubeは楽しい。
自分としては、それだけでも加入してオーケー。
年間4,500円だが、スイッチ購入した時の3,000円クーポンがあるし、子どもたちに1,000円ずつお年玉から負担させた。
それで負担は無し。
大画面テレビでプレミアリーグのハイライトを見たら楽しい。
サッカーだけじゃない、Bloombergのライブニュースなども垂れ流すと英語のヒアリングに良さそうだ。
TED Talkは字幕も表示できる。
日本語字幕じゃなくて、英語字幕にするのがポイントだ。
英語で意味がとれるくらいヒアリングした方がいい。

ミュージッククリップも大画面で見ることができる。
PerfumeやBABYMETALは大画面に映える。

子どもたちも、YouTubeをテレビで見ている。
タブレットの小さい画面で見るよりはいいことだ。
子どもたちのYouTubeの利用を見ていると受動的なので、テレビとの相性は良さそうだ。
若い人の文化が、Twitterやブログといった文字から動画中心に移行しているっぽい。
特にブログはもはや誰も読んでいないのではないか。
かろうじてTwitter
もう文字文化は絶滅寸前だ。
これは言い過ぎか。

それにしても、テレビとパソコンの融合って、進んでいないように思えるけれど、なんでだろう?
疑問が一つ。
早速Google先生に聞いてみると、興味深い記事があった。
1999年のWIREDの記事の翻訳だ。
wired.jp

スイッチでNetflixが見られるようになるといいな。
スイッチでプライムビデオが見られるようになるといいな。
Fire TV Stickを買えばいいのだろうけれど、ツールが増えるのはめんどくさい。

今自分が高校生だったら、やる気さえあればYouTubeでいくらでも学ぶことができる。
すばらしい時代だ。
今の学生がうらやましい。
子どもたちを見ているとYouTubeで勉強するという発想は無さそうだが。
もったいない。
しかし、学ぶ意欲は本人が自覚してもらわないとどうしようもない。

『毎日を自分らしく生きるための小さいノート活用術みんなの使用例74』が届いた、見た、載ってた

アンケートに何気なく回答したら、編集者の方からメールが来て、ノート使用例として載ることになった。
「小さいノート」を自分はポケットノート(ナンバーノート)と呼んでいる。
その時は、セブンイレブンで売っているリングノートSを使っていたので、その使用例として載っている。
一冊、献本いただけるとのことで待った。
届いた。
載っていた。
恥ずかしいもので、直視できないな。
他の人のノートを参考にしたい。

危機における小さいノートの機能

著者の髙橋さんの記述は、新型コロナウイルス感染症の影響を率直に書かれている。
緊急事態宣言その他、様々な影響に対して、どのように小さいノートを活用したのか。
自分のノートを見ると、台風10号についてのメモがある。
災害というのは、GTDで言えば一種の「プロジェクト」だろう。
プロジェクトにおいては、ToDoといったタスクも多種多様になるし、頭が混乱しがちである。
そんなときにノートに記載することは、有効だと思う。
年度末が近づいて忙しく、心が落ち着かなくなってきた。
そんな時こそ、ノートに向き合う時間を確保することが重要になってくる。
本書を読んで、改めてそのように感じた。
後は、実践あるのみ。