私のタスク管理方法について~デジタルツール版

他人のタスク管理についてのブログ記事を読むと、自分も書きたくなる。
今回はデジタルツールの方を。

Evernote

直近の日付、明日とかのノートを作成する(「210125」とシンプルに日付)。
そのノートに思いつくタスクをチェックボックス(☐)で並べていく。
この時は、思いつきで並べる。
後で並べ替える。
めんどくさい時は並べ替えない。
アイビーリーメソッドで上から順番にやる。
Evernoteはいわゆるタスク管理ツールではないので、並べ替えはカットアンドペーストになってしまうので、それほど簡単ではない。
一方、並べ替えしやすいタスク管理ツールだとメモを記載しにくい。
自分はタスクに付随するメモ書きをできるEvernoteの方を選んでいる。
このEvernoteのノートはタスク完了(☑)した後はそのまま仕事のログになるので、タスクに付随するメモ情報が重要になる。
プロジェクトによっては、プロジェクト専用ノートを作る。
そのノートにメモをまとめていく。
Evernoteは検索が強力なので、ログとして使っている。
OneNoteに浮気したこともあったけれど、結局、Evernoteに戻った。
しかし、Evernoteのデスクトップアプリは使っていない。
アプリはスマホのみ。
スマホで参照できるのは便利。
それに無料版で使っている。
今のところプレミアムを使うメリットが感じられない。
毎回、広告が入るのは少々うんざりしている。
これ、逆効果じゃないかとEvernoteに誰か伝えて欲しい。
デスクトップアプリを使わないのは、同期トラブルを防ぐためだ。
ウェブ版を使っていると、同期が輻輳してノートが複数作成されるようなめんどくさいトラブルを防ぐことができると思っている。
思い違いかもしれない。

check*pad

仕事中に思いついたToDo、電話で降ってきたToDoなどはとりあえずinboxとしてcheck*padに入力している。
check*padはシンプルで使いやすいウェブサービスだ。
広告無し。
機能は箇条書きのリストを作ることができるもの。
シンプル、並べ替えなどしやすい。
使っていて、ウェブツールなのに操作性が心地よい。
GTD的に、すぐ手を付けられるタスクはそのまま実行してチェックして消す。
ログを残しておくべきタスクであれば、そのメモはEvernote側に入力しておく。
check*padを作った田口元さんが、機能をシンプルに維持されているのはなかなかすごいことだと思う。
一般にウェブツールを作ると、それを色々といじりたくなるのが人情だと思う。
ストイックに機能を絞り込んでいるところが田口さんの凄みだ。
これができる人は少ない。
多くの人は、色々と動きすぎてしまう。
「動きすぎてはいけない」(ドゥルーズ=千葉雅也)のだ。

サイボウズ

職場のグループウェア
何か作業がある時は、サイボウズのカレンダー上で時間を確保、ブロックする。
そうすると上司や同僚などに見える化することができる。
電話とかあっても、その場で断ることができる。
打合せや会議ももちろん入れておく。
一方、手帳も使っているので、時々両方をチェックして同期させておく。
一般に2か所に予定を入れるのはよろしくないと言われがちだが、自分の場合、手帳とサイボウズのチェックが習慣化されているので問題ない。
サイボウズに入れるのは他人に見せる機能が便利だから。
Googleカレンダーと同期できたらいいと思っているが、情報セキュリティ的に無理なのだろう。
基本的に職場のパソコンからしかアクセスできないのは不便。
よって、メインのカレンダーツールにはなりえない。
どうしてもGoogleカレンダーや手帳(NOLTYライツメモ小型版)などが別途必要になる。

OneNote

Evernoteに戻ったと書いたが、OneNoteも使っている。
OneNoteには、読み込みたい資料を入れている。
OneNoteは資料を読みながら蛍光ペン的なハイライトしたり、資料の横にメモやコメントしたりするのがしやすい特徴がある。
一旦、Evernoteにクリップした資料を深く読み込みたい時に、OneNoteにもクリップして、OneNote側でハイライトしたり、コメントしながら読みこんでいくというスタイルだ。
情報が分散するが、まあ気にしない。

Thunderbird

そういえばメーラーもタスク管理ツールではある。
職場のメーラーThunderbirdだ。
最近、デフォルトでカレンダーとToDo機能も実装されたので、メールを予定化したり、ToDoを実行する日時を決めてリマインダー化したりできるようになってより便利になった。
誰かにボールを投げた時は「連絡待ち」というタグを付けて、それを検索フォルダ保存することで一つのフォルダにまとめることができる。
一日一回レビューしている。

Google Keep

スマホだとGoogle Keepを使っている。
これは操作性がいい。
しかし、メモかチェックリストか、いずれかになってしまう。
また日本語検索がいまいちで、文章の途中にあるキーワードなどが検索機能で拾えないことがある。
いずれにせよ、通勤中など、スマホしか使いにくい状況で色々考えたりするのにGoogle Keepを使っている。
タスク管理としてはサブであり、ここにメモするのは思考するため、というのが強い。
やるべきタスクは別のツールに転記している。

まとめ

なんだかんだ、複数のツールを使っているが、それで実行の漏れもなく仕事を回している。
なので問題無い。
上に紹介したデジタルツールに加えて、手帳やノート、クリアホルダーなどアナログツールでもタスク管理しているのだから、よく混乱しないなと自分でも思う。
しかし、人は意外とマルチルーツで対応できるのだと感じている。
マルチツールは無理と思えば、GTDやバレットジャーナルのような手法を忠実に実践すればいい。
自分は、タスク管理の雑食スタイルなんだろうね。
究極的には、色々と他人のタスク管理手法を参考にしたり、真似したりしながら、自分なりのスタイルを作らないといけないのだと思う。