私は、研究不正や研究倫理教育の専門家ではないし、ネカトハンターでもない。
だが、個人的にこの件に関心があったので、ちょっと情報を調べて下記↓に参照した先のリンクを貼ってみた。
それらを一通り読んだ上で、下記のような疑問点が出てきた。
疑問点を箇条書きにする↓
(検索などへの対応から、個人名のフルネームについては敬称略にする。2回目からは、名字+氏にする。)
- 不正をしたのは、名前が出ている野内玲(信州大学)なのか?一人だけか?
- 研究代表者の河合孝尚(長崎大学)は、不正に気付かなかったのか?
- AMEDの約3,000万円の研究費を費やして作った報告書(成果物)として、ちょっと甘すぎないか?
- 野内氏は、哲学が元々専門(名古屋大学大学院等)のようだが、研究倫理教育は素人なのか?
- もし研究倫理教育が専門でないならば、なぜ河内班のメンバーになったのか?
- 誰かも書いていたが、この研究は、白楽氏をメンバーに加えるべきだったのではないか?
- 研究代表者の河合氏は「盗用の疑いのご連絡」と書いているが、盗用という認識は無いのか?
- 河合氏は「調査担当者及び報告書作成者と事実確認を行っているところ」と書いているが、誰なのか?野内氏はどちらなのか?
- 「仮に引用ルールの解釈違いであったとしても」とあるが、河合氏は、ルールの解釈違いとは盗用ではない、という認識なのか?
- 「悪意を持って成果を利用したわけではない」とあるが、今の時点で断言できるのか?
- 報告書作成者は、投稿論文で無いからと軽い気持ちで白楽氏の成果にフリーライドしようとしたのではないか?
- 「改めて訂正した版の報告書を作成」とあるが、河合氏は、報告書を書き直せば済むと考えているのか?研究費返還などを防ぐためにAMED向けの対応になっていないか?
- 誤字の訂正等の意識であれば、河合氏は、研究倫理教育の専門家として意識が低すぎないか?
以上のような疑問点が次々と湧いてくるので、それらを説明してくれる報告を気長に待ちたい。
なお、現時点10/10で、長崎大学、信州大学、AMEDのいずれもホームページ上で本件についてはコメントしていない。