ポケットノートとペンだけを持ってアナログ散歩

ポケットノート(厚口専科)とペン(シグノRT1)だけを持って散歩に出かける。
行き先は、たいてい近所のセブンイレブン
その往復ぐらいでちょうどいい。
気分が乗ればもっと歩いてもいい。
時々、立ち止まってペンでノートにメモをする。
hupomnemata である。
それが自己を作る。
40歳過ぎてのマラソンは、良くないと読んだ。
激しすぎるのだ。
その点、歩く、というのは手軽でちょうどいい運動だと思う。
また、考えるにも向いている。
厚口専科にメモした内容が、ブログになる。
そうやって歩きながら考えてメモして、それをブログにして、そうしたプロセスを経て思考が自分の武器となる。
使える思想になる。
シグノRT1のはノックしてすぐに書けるのがいい。
こういう時は、万年筆にはこだわらない。
厚口専科は分厚いので、ポケットに入れずに手に持って歩くことが多いが、それが不思議と心を落ち着かせるのだ。
手に持った感じがちょうどいい。
ほどよい重量感がある。
小さな聖書のような趣もある。
ただし、イエスの言葉ではなく、自分が取捨選択して hupomnemata した言葉で埋められるのだ。
信号待ちの時間では、過去の自分のメモを読み返す。
そこから生まれる何かがある。