最近、接続読書ということを何度か書いた。
次々とつながっていくような読書の効用だ。
しかし、一方で切断読書も重要だと思う。
切断とは、今までの自分の思考をひっくり返してくれるような体験だ。
そんな読書もないといけない。
接続読書ばかりしていると、自分の今の思考に適応する本ばかりを求めてしまう。
それではただの追認読書になってしまい、自分の世界を狭く閉じ込めてしまうことになる。
ロックンロール。
俺はただ言葉を愛していたいだけなんだ。
書物にこめかみを撃ち抜かれたいだけなんだ。
深夜に偶然付けたテレビであっていた警察庁長官狙撃事件のドラマ、その原作となった本を読んでみようと思った。
これは切断読書。
クリック・モーメントのためにも接続だけではなくて、切断。
暗闇でのジャンプも必要だろうと思う。
集中と拡散、その両方。
ちょうどKindle本の冬のセールがあり、先にブログに書いたが4冊ほど一気に購入した。
そのうちゲーテについての本が切断読書かな。
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