子育てで必要なのは心を無くすこと

上は中学2年生、下は幼稚園の年長の計3人の子育て中の自分が、子育てに必要なのは、心を無くすことだと思っている。
なかなか心を無くすことができず、つい怒ってしまう。
苛々してしまう。
心を無くせば、苛々しない。
そして、淡々とフラットにやるべきことをやればいいのだ。
飢え死にしないように、食べ物を与える。
風邪をひかないように、服を調節して、毛布をかける。
時々は外へ連れ出して、日光に当てる。
頭が臭くなったら、なだめすかしてお風呂に入れて、髪を洗う。
などなど。
子育てに心をこめる必要など無いと思う。
もちろん、愛情たっぷり注いで育てることにストレスを感じない親はそうすればいい。
そういうタイプの親まで否定しているわけではない。
ただ、どうしても愛情をたっぷり注いでいる自覚に欠けて、自分は親として失格なのではないか、と悩むタイプの親には、そんな必要はないと言いたい。
心を無くせばいいのだ。
真ん中と下の子は、四六時中いさかいを起こしている。
心があると、いちいち反応して苛々して、つい怒鳴ってしまう。
いかんいかん。
心があるからいけないんだ。
心を無くせ。
常に自分に言い聞かせている。
今も、言い聞かせながら、台所のテーブルで、ポメラDM200を使ってこの文章を書いている。
子どもの様子はわかる距離で。
あとは勝手に、危なくない遊びをしてくれ。