本を読み飛ばせ

Reading

本はほとんど読み飛ばしていい。
引っかかりを感じなければ、どんどんとばす。
ここぞという箇所に出会ったら、立ち止まる。
そこを繰り返し読む。
熟読する。
書き写す。
そして、考える。
そういう読書法でいいのではないか。
一冊の本で、重要な箇所は少ない。

最近、年度末で仕事も忙しくなってきたから、読書にもエッセンシャル思考が必要だ。
ここぞ、というポイントに集中することだ。
必ずしも、著者の主張したい点じゃなくてもいいと思う。
自分なりの視点と問題意識でその本から抽出する焦点を見つけ出すこと。
本と自分を接続するのだ。
これは本を機械と考えるドゥルーズガタリ的な読書だ。
自分にとってその本がどのように機能するのか。
そこに焦点を当てる。
その機能と著者の主張とは必ずしも一致しないだろう。
それでいい。