AI 人工知能によって必然的に BI ベーシックインカムの世界が来る、というのが、イーロン・マスクの未来予想図のようだ。
earthhack.info
将棋の棋士である羽生善治さんは、AI の世界で、人間はどのように余暇を過ごすのか?に関心を持っているらしい。未読だが、おそらく NHKスペシャルを元にした『人工知能の核心』という本を読むと書いてあるらしい。テレビでも見た気がする。
世界の最高の知性のうちの二人、イーロン・マスクと羽生善治さんが言っているのだから、限定合理性に囚われた一般人がいくら感情的に抵抗しても、希望の党が伸び悩んでも、BI の世界はやってくるのだろう。
そこで、思うのが、スチャダラパー「ヒマの過ごし方」の圧倒的な先見性だ。1990年代、「ヒマの過ごし方」に感じた自由。BI の世界ではそれが実現する。BOSE さんも、ポンキッキーズに出たりしなくても、ヒマをおしゃべりしたりゲームしたりして楽しく過ごすことができるようになるのだ。
スチャダラパー / ヒマの過ごし方
そんなことを書きつつ、自分は AI と BI によってヒマな世界になったら何をやるか困るだろうなあと思う。情熱の対象が何も無いからだ。その世界では、ヒマをもてあまして、悪に走るような困った人間も増えそうだ。ヒマの過ごし方は難しいのである。
- 作者: 羽生善治,NHKスペシャル取材班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2017/03/08
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