退屈〜killing time

Killing Time

日々の情報量が多い。もっと退屈な毎日にしないといけない。まったりとした午後に退屈な昼下がりの情事とか、いいね。他にやることもないから、裸で抱き合おうよ。
ベーシックインカムベーシック・インカム)関連で考えている「ヒマの過ごし方」(スチャダラパー)にも接続する。暇をプラスにとらえる方向性だ。

ヒマの過ごし方

ヒマの過ごし方

退屈するためには、習慣をうまく作ることだ。
たとえばポケモンGO って退屈そうで意外と退屈じゃない。ルーティンになっても細々とやることがあって、めんどくさい。もっと退屈でいい。それならねこあつめの方がいいのかなあ。
スキマ時間ができるとついスマホを手にして Twitter などチェックしてしまうのも止めた方がいい。退屈な空き時間を全身で100%味わってみること。ぼーっとすること。DMN (デフォルトモード・ネットワーク)とかワンダリング・マインドを活用すること。
ポケモンGO はもっと意識的にストイックにやった方がいいかも。自転車通勤の往復やっているけれど、どちらか一方ぐらいでいいのではないか。たとえば、ポケストップ、ジムバトル、ポケモンをゲットを1日1回やればそれでいいではないか。
ちょっとコンビニに出かける時などは、思い切ってスマホを自宅に置いていってもいいかもしれない。
そうやって、退屈な通勤時間も作っていく。退屈でも DMN など、脳は活動している。脳の自動運転に任せてみる。
しかし、退屈する時間がない。Twitter は絶対に止めた方がいい。Instagram も適当にチェックしよう。そんなに大事な画像はない。それら SNS に手を伸ばす時間があったら、ポメラDM200 を開いて、退屈を感じつつ、少しでも言葉を紡いだ方がいい。たとえば TwitterInstagramスマホでチェックせず、PC のみにするとか。
そう、退屈は、書くために必要な状態だ。退屈でなければ、まともな言葉は書くことができない。情報が多すぎれば、他人の言葉で書いてしまう。気をつけろ。自分の言葉なんてものは不可能なのだが、それでも退屈の中で絞り出すように言葉を書き付けることが重要だ。そうすることで言葉に力が与えられる。
11月初めは、鹿児島の短い秋だ。こういう晴れた休日にはベランダにテントを張って、退屈に過すといい。
レスもまた、退屈のレッスンということで良いのではないだろうか。退屈に耐えきれず、不倫するとか、それは失敗である。