不眠と将棋

深夜1時過ぎに不眠となる。鼻づまりなど、原因は色々だ。気分転換に歯を磨く。そして録画していた将棋を見る。NHK杯だ。1.3倍で見る。1時間少し。それで再び眠たくなるか。将棋をゆったり見ていると、眠たくなることが多い。特に日曜日の昼間などは見ながら深く昼寝できる。不眠の魂の三時にも効く。アルコールに頼るより健康的だろう。将棋を見ると自然と頭を使うのも良さそうだ。それで将棋に強くなれるかな。

それにしても、中村太地さんが初タイトルを獲得したのはめでたい。八大タイトルの一つ、王座。4年前に羽生善治さんに負けて、再挑戦でついに羽生さんの壁を越えた。菅井竜也さんも、羽生さんに勝って初タイトル。佐藤天彦名人以下の若い世代がようやく羽生さんを乗り越えつつあるムードだ。しかし、もうすぐ始まる竜王戦では、羽生さんを全力で応援する。羽生さんは竜王になれば、七大タイトルすべてで永世称号を得る。対する渡辺明竜王は、昨年の竜王戦で完全に「悪役」になってしまった。悪役としての精神力、意地も見てみたいところ。

しかし、将棋は趣味というほどはまっているわけではない。ヒマの過ごし方としていいとは思うが。情熱の対象とまではいかない。プロ棋士たちの人間味とか、見ていておもしろいけどね。
まあ、不眠の時間にあれこれ考えるのは楽しいことだ。

将棋世界 2017年11月号

将棋世界 2017年11月号