詩篇アマータイムが来たら書くしかない

なかなか読み始めることができない詩篇アマータイムを読み始めたのは、午後九時を回った頃だった。アスファルトと聞けば、タイヤが切りつける。今日のタスクは終わっただろうか。シンクにまだ皿が残っているが、それらが占める場所が無い。インクが切れた万年筆カクノのカートリッジを交換するのもめんどくさい。出た、麺動力。いや、面倒力。動力のある麺はコシが強そうではないか。iPod nano阿部薫を聴きながら書いている。松本圭二阿部薫のマッチング率は何%だろう。新しい県知事はそのことを数日間、気にしている。「なんだっけ?」というのが長男の口癖だ。この日本語の「、」と「。」がめんどくさい そう思わないか? たとえばポメラDM200 のような パソコンとか スマホでも デジタルで書いている場合 「、」や「。」は不要で すべて「 」すなわち空白で事足りるのではないか 早速試してみる 人生は無数の実験の連続で成り立っている 好きだと思い込んだ異性に告白するのも一つの実験だ 前向き研究なのだ 十分読めるではないか 空白でも あれば そして詩みたいに見える 邪魔が入った 韓国ドラマを見る妻がプリントを提示してきて 3,000円払えと言う ロボットの材料費らしい 出資額としては安すぎないか? でも詩編アマータイムよりは高い その三枚を封筒に入れて長男へ渡した 現金がゼノンのパラドクスのように飛んでいく 父からLINEが来た まったく集中できない スマホは窓から投げ捨てよ 今度は長男が眠たくて宿題ができないから早起きしてやっていい? なんでみんなで邪魔をするのだ 長男には最低でも6時間の睡眠を確保しろと命令している だから邪魔されるのだ アドラーだ 課題の分離 息子は私ではない いや そっちの息子ではない 「そんなことはわかっている、ただ、ただねえ」 自分ももう眠気が天井まで届きそうだ まだハイボールは 350ml 缶の半分ほど残っているのが手持ちの感覚でわかる シリアルポップに酔っている 明日はまた魂の午前三時に起きた長男の椅子の音が天井からかすかに降ってきて不眠に陥るかもしれない 覚悟せよ! 子育ては不眠だ 正直 部下に構っていられない 「具体的で詳細なフィードバック」は自ら獲得せよ 人に教えられたドラクエはつまらないだろう? ポメラは文字数がわかる もうすぐこの文章も1,000文字超えそうだ さっさと投稿してしまうのもいいだろう 最近 Instagram で複数の抽象画アカウントをフォローしている 時々流れてくる抽象画 どこかで見たような 言葉も音も画も そういう抽象的なものが好きなようだ 美しい女性は美しい そんな当たり前田のクラッカー 自分たちは そこを前田の物理を言い換えていた 露出が無くてもエロい何か フェティシズムを生きる エロでも何でも心を動かし続けるもの


阿部薫 1977.9.24 福島「パスタン」

詩篇アマータイム (松本圭二セレクション)

詩篇アマータイム (松本圭二セレクション)

死体は窓から投げ捨てよ

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