ディス・イズ・ジャスト・ア・モダン・ロック・アパシー

強いアパシー apathy にとらわれている。無気力。やる気が無くなっている。ところが、何もしないではいられない。焦燥感だけがある。困る。家で寝ていたくない。家では落ち着けないのだ。家事や育児に貢献しないといけないプレッシャーがかかる。
仕事帰りにヤマダ電機にポメラDM200 用の SDカードを買いに行くつもりだったが、めんどくさくなって止めた。まっすぐ家に帰るのもめんどくさいので、マクドナルドに逃げてきた。オフィス＠マックというパターンだ。ポメラを開いて、この文章をちびちび書いている。それとポケモンGO をプレイしている。あとスマホで Twitter や Instagram を読む。そういうことはできる。
帰宅しても、子どもたちがうるさく、妻は苛々して、愛し合うこともできない。

それでもできること

アパシーの中、なんとか娘をシャワーに入れて、皿を洗った。二階に上がると夜風が涼しい。エアコン必要無いくらいの涼しさ。水を飲む。備蓄していた水の賞味期限が過ぎたので２リットルペットボトルが大量にある。たくさん飲まないといけない。備蓄と乳首。ああ性欲で頭がおかしくなっている。子どもは一番下がもう眠ってしまっていて、静かだ。珍しく上の二人がおかしな会話をしている。中学生と小学生でほとんどかみあっていない。各々勝手にしゃべっている感じがイタリアンでおもしろい。まあ、大人でも会話になっていない人は多い。

音楽

最終的に書く気も無くなって、照明を消して、秋の空気を感じながら iPod nano で音楽を聴いていた。ベル＆セバスチャンの "This is just a modern rock song" を聴くと、就職活動で何度も足を運んだ博多天神のバスから見る夕暮れの都会の風景が目に浮かぶ。

Belle and Sebastian - This Is Just A Modern Rock Song

活動の手応えを感じることなく、地元に撤退していくバスの中の心情は厳しいものがあった。感慨に浸っていると上の子ども二人が上がってきて、何を聴いてるの？と。イヤホンの一つを貸して聴かせる。中学生になった長男も、小学四年生の長女も、自分が聴いている音楽に今までまったく興味を示さなかった。ちょっと残念だった。1994年以降を中心としたたくさんの CD があるので、ぜひ自分の音楽を見つけて欲しいと思っているからだ。長男は、これ三拍子？とか、どうでもいいことを気にしていた。まだ、音楽の聴き方を知らない。