帰省の目的は一つ

Coming home

帰省の目的は一つ。安全第一。家族を無事に運び、親たちに孫の顔を見せる。それのみ。それ以外は些事。「目的を一つに絞るぞ」とリヴァイ兵長も言っていた。だから、親と真剣な話ができなくてもいい。介護のこと、葬式のこと。教科書的には40歳を過ぎたら、親とそういった話をしておくべきだ。それはわかる。しかし、子ども側から話を切り出すのは難しい。親から子どもに伝えておくべきことだ。そして、親が話をしないのであれば、子どもとしてはじっと待つ。チャンスを待て。

孫の顔を見せる、と書いたが、もちろん孫を生まないといけない、という意味ではない。私には子どもがいるので、孫の顔を見せる。もし子どもがいなければ、自分の顔を見せればいい。その人なりに親にできることはある。そして、親はそれほど多くのことを子どもに求めてはいない。「顔を見せる」ぐらいで本当に、それくらいでいいのだ。

親と離れて暮らしていれば、時々、会った時に真剣な話をする、というのも難しくて当然だろう。そこで無理する必要はないと考えるようになった。目的を絞れば、帰省もシンプルになる。

以前も似たようなことを考えていた↓
akizukid.hatenablog.com