忖度について

森友学園の問題については、どうなっても関心が無い。ずっと考えているのは、「忖度」について。
官僚や政治家の世界に限らず、どの組織でも忖度はある。
勝手に偉い人の気持ちを忖度して、仕事を増やして、それを部下に丸投げする人はどの組織にでもいるだろう。それを嘆いても仕方無い。現実は現実として受け入れて、個人として忖度にどう向き合っていくかについて考えている。

たとえば日常的に平和な時には忖度できた方が上の覚えもよいだろうし、出世にもつながるだろう。しかし、今回の森友学園みたいに何か問題が起こると、下の人間は責任を押し付けられるだろうし(お前が勝手に忖度したんだろう、俺は命じていない)、上の人間になれば国会に証人喚問されたりする羽目になる。そういったメリットやデメリット、リスクを考慮して、じゃあ自分は今、この環境で忖度に対して、どういった姿勢で臨むのか?覚悟するのか?あえて空気を読まずにスルーするのか?それを選択する必要がある。

迷うよね。迷ったら、決め台詞「ゴーマンかましてよかですか?」、、、違った「好きなようにしてください」(楠木建)ということになるだろう。
忖度に対しては、つかず離れずでやるしかないかな。その時その時の判断になる。