妻が僕に対して感じる老後の不安

彼女が言った、僕の老後が不安だと。今の無趣味状態で老人になった時に、彼女に依存しないか。
そんなことを思われていたのが、僕は不本意だった。
確かに今の僕は、彼女の存在と肉体が無いとやっていけない。しかし、それと老人になってから依存するのとは違うと思っている。

話を聞くと、彼女は退職後にうつ病になった親戚のことを話した。そのおじいさんは、地域社会に繋がりが無かったらしい。コミュニティとの繋がりはやはり大事なのだろうか。
しかし、とりあえずの僕の結論として、老後にみんなとつるむなんて、まっぴら御免こうむる。デモとか、参加したくない。
たとえば一人でできる趣味、サーフィンでもやればいいだろうか。
彼女に聞いたら、今は子どももいるので休日は家にいてもらった方がいい、とのこと。だけど、老後は家にいると心配になる。なかなか難しいね。

ベイビーステップ。小さなことから始めてみよう。

永井荷風は41歳に「偏奇館」で〈半隠遁〉に入ったらしい。『断腸亭日乗』を書きながら、他人との関係を抑え、引き籠もるか、一人で銀座をはじめ東京を歩き回った。
そんな感じでいい。

一人で楽しく老後を過ごすには、ある種の教養が必要になってくる。一人で過ごすことができて初めて妻とも過ごすことができる気がする。

この辺りの問題は重たいので、軽めに短めにブログにしていこうと思う。