祈る、という行為は、徹底的に考え尽くした果てに許される行為だとふと思った。
最初から祈る、考えずにまず祈る、というのは虫がよすぎるだろうと。
それは「人事を尽くして天命を待つ」といことだろう。
自分の今の能力でやるべきことをやる。今のポジションでできることをやる。センターを守っていたら、三振をとることはできない。打球が飛んでくる準備をしておくこと。
ニュースなどを目にすると、自分の子どもが小学校の登下校で交通事故に合わないか心配になる。しかし、それに対して自分ができることは少ない。四六時中、子どもと一緒にいるわけにはいかないからだ。そこでできることは、気付いた時に「祈る」ことでしかない。
一日が終わって帰宅して家族全員が無事であればそれだけで感謝する。
しかし、それでもまだまだできることは山ほどあるはずだ。
結果は影響の輪の外にある(『7つの習慣』1917)
できることは行動であって、ある結果を期待して行動することはできるが、結果そのものは選べない。結果はコントロールできない。そうであれば、私たちは行動に集中すればいい。結果がどうなるかは文字通り天に任せる。
ベストを尽くす、ということに尽きる。
圧倒的な準備が重要だと思う。準備したことがすべて機能するわけではないけれど、徹底した準備は無駄ではない。
そう思えば、準備も楽しくなる。準備が楽しくなれば無敵だと思う。
今、ここで何をするか。そこに集中すればいい。right here, right now.
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