頭を強打して血が出たよ〜無事です

先週金曜日、頭を強打して怪我しました。
なんというか間抜けなんですが、、、


足下を見よ

なぜ頭を打ったのか

その時、私は書棚の前に座って書類の整理作業をしていました。
がしゃーんと何かが割れる音が聞こえて、反射的に立ち上がり、頭に強烈な衝撃を受けました。
棚の上方の扉が開いていて、その角で強く頭を打ち付けたのでした。
強い痛みに頭を押さえてのたうち回りました。
しばらくして手を離してみるとべったり血がついていました。
さーっと血の気がひいていくのがわかります。自動車学校で交通事故の映像を見た時と同じです。血に弱い私は、映像や採血などでよく気を失いそうになります。
もう皿が割れたことなんて知ったこっちゃないです。
タオルとガーゼで圧迫しているとやがて血は止まったようです*1

病院へ電話

止血しながら、妻に病院へ電話してもらいました。脳神経外科
あと10分で診療時間が終わるタイミングで機器も止めてしまったということでした。
明日(土曜日)の診察を予約しましょうか?と言われましたが、断りました。
脳神経外科に行くと、CT検査なんかされるんですね、間違い無く。
これは、何かあったら患者さんから訴えられるリスクのある医療機関からすれば仕方のない対応です。私は、そんなことしなくていいから傷の手当てだけして欲しかったのです。
結局、週末病院へは行きませんでした。

3時間と48時間

止血しながらも、Xperia arcで色々調べます。
注意すべきは頭を打った3時間以内、次には48時間以内というポイントでした。
その間に、吐き気、けいれん等の症状に注意。
金曜日の夕方から日曜日の夕方にいたる48時間は、慎重に過ごしましたが特に何事もありませんでした。
洗髪は妻にしてもらい、消毒液を振りかけるだけの二日間にしました。
洗髪しないというのは一日で断念しました。

一応プロに見てもらったよ

週末は無事に過ごしました。それでも素人の処置なので不安があります。幸い私の職場にはお医者さんがいますので、月曜日の朝一で傷を診てもらいました。

Young Quake Victim Receives Treatment at UN Battalion Hospital
photo credit: United Nations Photo via photo pin cc

最初の日、おそらく消毒液をつけた脱脂綿で繰り返し傷口をぐりぐりぐりぐりやられました。痛かったんですが、先生は構わずぐりぐり。二日間で張り付いた血液の固まりなどを取っているようでした。頭の所有権は自分には無い様子。そして、軟膏を塗られました。
二日目は別の先生が簡単に消毒。軟膏。自分で頭に薬を塗るのは大変だろうということで通いなさいという指示でしたが、二日目にはもうかなりよくなってきているということだったので、軟膏を処方してもらいました。次からは風呂上がりに自分で軟膏を塗ればいいようです。
洗髪も普通にしていいとのことでした。
処方されたのは「ゲンタシン軟膏」でした。

教訓

今回の怪我で得た教訓です。

  • 所作をゆっくりすること

これは以前から何度も意識していることですが、なかなか身につきません。皿が割れる音に反射的に立ち上がってしまったからこその怪我です。そんなに反射的に動くほどの緊張感あふれる現場に住んでいるわけではありません。所作はゆっくりでいいはずです。

  • 足下だけではなく、頭上も見よ

よく足下を見よ、とは言われますが、頭上も見た方がいいと今回感じました。

  • 頭は丈夫です

頭は本当に丈夫ですね。血は出やすいらしいです。まあ、怪我をしないにこしたことはありません。息子や娘がサッカー選手にでもなったら心配でならんですね。

*1:関係ありませんが、こういう場面の描写をちゃんと書けるようにならないと小説は書けないですよね。「ちゃんと」というのは、自分の基準では読者に読ませるようにという具合です。