日曜日の朝は「仮面ライダーオーズ」を子どもと一緒に見ている。
ゴセイジャーもプリキュアも見ているが、おもしろいのはオーズ。
オーズについての雑感を書いておきます。多少のネタバレがあるのでよろしくお願いします。
大人向けに作られているオーズ
オーズを見ていると、大人向けに作られているのを感じます。オーズのメダルを求めてお父さんたちがガチャガチャに集まっているらしいです。オーメダルを集める大人の欲望はグリードに利用されないか心配です。財布は大人がもっているので、大人にうったえかけた方がおもちゃも売れるわけですね。大人の事情がかいまみえます。
映画『ゴールデンスランバー』に出てきた夫婦がそのままの配役で出演したりしています。こういう遊び心大好きです。
子ども向けとは思えないオーズの世界観
オーズの世界はシンプルではありません。敵と見方にはっきり分けられるような世界ではないんですね。
敵であるグリードは基本的に個人行動しています。世界制服を狙う悪の組織ではないし、ショッカーのような兵隊もいません。
またオーズと協力しているアンクもグリードの一人です。
第三者として鴻上ファウンデーションという組織もあり、これも味方か敵かはっきりしません。財団の科学者がグリードとつながっていたり、複雑な関係になっています。
鴻上財団が提供する武器を使うのにオーメダルで買う必要があるとか、なかなかヒーロー者では見られない設定です。世界を守るのにも「お金」がかかるってことですね。
人間の心の弱さ
鴻上財団に所属する後藤慎太郎は、オーズに変身する火野映司への嫉妬心のような感情があり、『龍馬伝』での坂本龍馬に嫉妬する岩崎弥太郎や後藤象二郎を思い起こさせます。その弱い心をグリードに利用されないか心配です。
人間の欲望や心の弱さを利用するのは、プリキュアと同じ構造ですね。
見ていると色々考えさせられます。
ツイッターtwitterのハッシュタグ問題
オーズを見る時は、一緒にツイッターのタイムラインを見ると楽しめます。使われているハッシュタグが色々あるんですが、#OOOについては、OpenOffice.orgの開発コミュニティと重なってしまうようです。他に#tatobaや#KROOOを使うようにしているようですが、しかし、大部分のツイッターユーザーはそんなことに気を遣わずに#OOOを使っているようです。あくまでハッシュタグは自主的なものなので難しいところですね。
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