EBt for Androidは、僕が元々ザウルスSL-C1000で愛用していたメモアプリケーションです。作者さんがAndroid版を作ってくれたので、HT-03Aでも使えるようになりました。
しかし、インストールはしたのですが、Androidには他にも魅力的なメモアプリが多くて、なかなか使い道がみつからずにいました。ザウルス版とのUIの違いにもちょっと戸惑っていました。それがここ数日、ようやく方向が見えてきました。
- アイデアメモとして
- 人脈メモとして
アイデアメモとして
まずは、アイデアメモとしての使い道です。
EBtの特徴はメモ同士のリンク機能です。関連するメモ同士をリンクすることでメモをたどっていけるようになっています。基本的な考え方として検索はしないんですね。これがアイデアを出すのにいい感じです。どんどんメモを作って、どんどんリンクする。そして、メモを次々たどっていきながら思考錯誤する楽しみがあるわけです。
EBtでメモを次々たどっていく、メモサーフィンの楽しみを体得するにはちょっとした慣れが必要かもしれません。ザウルスでEBtを使っていた僕ですら、EBt for Androidのおもしろさを感じるような操作ができるようになるまで時間がかかりました。リンクの仕方などちょっと直感的にはわかりにくいところがあります。
人脈メモとして
次の使い道は人脈メモです。
ツイッターをするようになって、知人がかなり増えました。それぞれのユーザーの情報を一つのメモにまとめて、それぞれのユーザーに関連する情報メモをどんどんリンクすることで広がっていきます。メモにはそのユーザーとどんな会話をしたか残しておくと便利ですね。
このメモを他のメモですると人同士の関係性が表現できないのでちょっと使いにくいんです。EBtだと人同士の関係性やその人の属性などをリンクで表現できるので便利です。
検索ではダメだ
上記2つの使い道において検索機能は有効ではないのかもしれません。重要なのはメモ同士の関係性であり、それを実現するのがEBtのリンク機能なのかも。思考する流れに近いメモアプリと言えるでしょう。
今後の期待としては、動作がもっとサクサク動くようになることですね。
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