余裕があると家事労働の質が変わる~カジタノを目指す

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時間とスペースの余裕があれば、洗濯物干しのような家事労働も楽しくできる。蚊取り線香に火をつけるような準備に時間をかけられる。iPod nano で音楽聴きながら、思索しながら洗濯物を干し、時折手を止めて言葉をノートに書き付ける。そうやってのんびりやるのは楽しい。

ベーシックインカム

ベーシックインカムは時間の余裕を生む。その余裕が、労働を違う活動に変える。民進党枝野幸男さんも、現在の雇用モデルでの雇用の安定にこだわらずに、大胆に労働そのものを変革すればいいのにと思う。ベーシックインカムはおすすめである。しかし、支持母体の連合などは、今の労働形態で利益を得ている団体なので、反対するかも。その辺り、既得権益がツマラナイ。
結局、枝野さんは党首選で負けてしまった。前原さんじゃなあ。リベラルはがんばってもらわないとジリ貧である。反省と思想の作り直しが必要だと思う。共産党も、中国は真の共産主義ではないとか止めて、文化大革命ポルポトを産んだ共産主義の欠点を改善して、共産主義を作り直さないといけないのではないか。そういう姿勢を欠いて、相手や敵のせいにしておけば、楽である。しかし、それじゃあ懐の深い自民党に勝てない。思想そのものに余裕が無いのである。リベラルなのに。それは致命的だろう。リベラル思想では、家事はできない。

洗濯物干しを楽しむために

妻の視線が無ければ、洗濯物干しは楽しい。まずは iPod nano で音楽を聴く。それからセッティングをする。洗い終わった洗濯物は大きな籠の中へ。それを窓際まで運ぶ。台所の棚から、蚊取り線香が入った缶と100円ライターを取り出して火をつける。それを物干し竿の下へセットする。干している時に蚊に刺されたくないのだ。そして、各種ハンガーと洗濯ばさみを十分な量かきあつめて、物干し竿へあらかじめセットする。それから、玄関から回って物干し竿のある軒下へ。音楽を聴きながら、外の空気を感じながら、のんびりと洗濯物を干す。ここまで手間と時間をかけてやると楽しくなる。思うに、効率化を追求し過ぎると、家事がただの労働になってしまい、プレイフルが失われるのではないか。

皿洗いは断続的に

皿洗いはよくやる。自主的にやる家事の一つ。とにかく手をつける。嫌になったら、一旦止める。流しの皿などをすべて洗わなければいけない、という義務感からは自分を解放する。一旦止めたら、何か別のことをして、気分が整ったら、また始める。そうやって断続的にやっていけば、いつかは終わる。一気に洗わないといけないと思うと、まず腰が重くなって手をつけられなくなる。一枚でもいいから、手をつけることに集中すれば、後は勢いで思っていた以上に作業は進むものだ。やっぱり、iPod nano で音楽を聴きながらやることが多い。

家事は音楽を聴きながらできる

家事は音楽を聴きながらできるのが、いい。サラリーマンだとそうはいかない。家事は個人事業主である。良くも悪くも自分のペースでできる。音楽を聴きながらやると、リズムに乗れる。作業そのものがプレイフルとなる。カジタノ。家事を楽しむことを第一に考えるとよさそうだ。

仕事におけるアパシーに困っている

最近、アパシー、無気力について書いた。↓
akizukid.hatenablog.com
今回は、仕事におけるアパシーについて。
月曜日のアパシー、無気力が強い。憂鬱。ブルーマンデー。おそらく今のポジションが長くなり、飽きてきている。また、長くいると、本来の担当じゃない案件まで色々と投げられてしまうのにもうんざりしている。頼りにされていると言えば聞こえはいいが、便利屋扱いだ。といっても、異動もめんどくさいのだけれど。

結論としては、仕事を変えた方がいいのだろう。何か他に情熱を傾けられる仕事があれば。しかし、それがない。生活のために、今の仕事を捨てるのは惜しい。であれば、今の仕事に全力100%で没入するのが一番のアパシー対策になる。
それは頭では理解しているので、後はアクションに落とし込むこと。

加えて、音の問題を抱えている。同僚が立てる音がどうにもストレスとなっている。キーボードを叩く音やクチャラーなど。そのことも何度か書いている。これは彼我いずれかが異動しないことには解決しない問題だろう。自分のメンタルの問題のような気もする。仕事に100%没入して集中していれば、近所の音は気にならないのではないか。

寝不足もアパシーの要因として考えられる。日曜日はしっかり眠ること。これは平日、部活動とたくさんの課題で寝不足になりがちな長男にも言える。だが、まずは自分の睡眠が大事。不眠の問題は最優先かもしれない。

補足しておくと、元々、モチベーションで仕事をするタイプではないので、それは必要無いと考えている。ただ、無気力だと困るよね。

人生の目的

根本的には、「人生の目的」を考えて、作り上げた方がいいのだろう。最近読んだクレイトン・クリステンセン『イノベーション・オブ・ライフ』でも、小田理一郎『「学習する組織」入門』でも、人生の目的という言葉が出てきた。これは、志とか、熱狂とか、ロマンとか、情熱大陸とか、言い換えてもいい。要するに、自分の限られた人生において、最優先に取り組むものと言っていいだろう。それが自分には欠けている。それがはっきりしていれば、それに取り組めばいいし、仕事を人生の目的に合わせていけばいい。毎朝、手帳を見ながら、内省して考えてみる。夜は、21時を回ったらアナログ思考時間にする。スマホをいじっていては、人生の目的をみつけることはできない。Twitter のタイムラインに人生の目的は落ちていない。どうしても自分の手で作り出す必要がある。

ワンオペ

最近、チームメンバーの冠婚葬祭が重なって、ワンオペになる日があった。その緊張感は悪くなかった。なんでも来い、という覚悟。その日は多くのことを意図的に先延ばしした。それもよかった。自分の明確な意思で先延ばしするのは精神衛生上悪くない。時には刺激が必要なのかも。危機じゃない危機。幸い、大した問題もなくワンオペ2日間は過ごした。自由を感じた。

すべてを Bullet Journal に書き込む

先日落として焦ったA4三つ折りメモ↓
akizukid.hatenablog.com
これを止めてみようと思った。
メモはすべて Bullet Journal (バレット・ジャーナル)の測量野帳、正確にはセブンイレブンで買った Loft野帳に書こうと考えた。使ったお金なども野帳にメモする。つまらないこともすべて。それも含めた自分の人生が、Bullet Journal に詰まっている。それでいいじゃん。 もったいないをとばして書く。
https://www.instagram.com/p/BYZLp7PBWvA/
#LOFT野帳 が151円だったので救出してきた。在庫が2冊になった。#測量野帳

また、野帳にメモすることで、メモする前の絞り込みも自然と行われる。つまらない無駄な買い物をしなくなる。メモしたくないからね。
情報の一元化を実践すれば、迷いが無くなる。すべての情報が必ずそこにあるからだ。そこを探せばいい。タスクもここにメモをする。
野帳だと書くスペースが限られるので、自然と短文思考になる。箇条書きで短く言い切る。副詞に逃げない。加えて、自分の文章の特徴として、接続詞が少ない。それは、自分が連続する思考を信じていないからだ。無数の断片が順番に並んでいるイメージで思考している。前の文と次の文は関係がありそうで、直接的には接続しない。そんな感じで。
測量野帳はすぐに手に入る。近所のファミリーマートに行けば、無印良品MUJI野帳がある。無ければ次はセブンイレブンに行けば、ちょっと高いが Loft野帳がある。手に入りやすいから在庫を抱えておく必要もない。スペースを気にせずにどんどん書くことができる。それが Bullet Journal の圧倒的なメリット。ページに限界がある市販の手帳ではそうはいかない。まあ、ジブン手帳などであればメモノートは差し替えできるけどね。 ただ、ジブン手帳は mini でもちょっと大きい。重たい。
心が動いた事項があれば、すぐにメモしておく。頭に「・」を付けておくことで、後から反復してそのことについて思考する。そうやって自分の好奇心を広く世界に解き放つ。あるいはツイートする。そして、チェックを入れる。
でも、愚痴や苛立ちはどうするかなあ。ネガティブな言葉は極力書きたくない。かといって、ダイレクトに Twitter にツイートしても想定外の絡まれ方をされたりしてめんどくさい。家に帰って妻に愚痴るのも筋が悪い。ネガティブな感情の扱いには注意が必要だ。こうやってブログにするのが一番かな。相対化できると思う。

言葉の放牧

Bullet Journal では、キーと呼ばれる記号を使用する。検索すると、みんな様々なキーを使い分けている。しかし、自分はシンプルに一種類のみ、「・」だけを使っている。これは未完了のタスクを意味するし、また思いついた言葉の断片にも付けている。タスクは実行した時点で消す。使った金額は家計簿に転記したらチェック入れる。言葉の断片、概念はたとえばブログに転記したりしてから、消す。消さずにずっと残ることも多い。ただ、Bullet Journal を実践している測量野帳の場合、パラパラと眺めればチェックしていない「・」はすぐに目に入る。そこで少し立ち止まって、考える。最終的に、その概念が自分の中で完了した場合にチェックを入れればいいのだ。だから、概念はしばらく放置しておいていい。言葉の放牧のようなものだ。概念が自分の中で腑に落ちるまで待つ。
Bullet Journal の場合、たとえば測量野帳で実践して書き終えると必ず読み返しを反復して実行する。その時点で「・」が付いていれば回収できる。もういい、と判断すればチェックして、引継ぎたければ次の測量野帳に転記する。

バックアップとしてポメラSync の活用

ポメラDM200 のポメラSync 機能を試してみた。iPhone ではないので、あくまで MacBook Air のメモとの同期になる。 テキストのバックアップとして使えるかと思い試してみたのだ。
ブログの下書きのようなテキストは Evernote にアップロードして、ブログに投稿したら SDカードに移す、という流れなので、それほどバックアップする必要性を感じない。問題は、ポメラ日記のような継続的なファイルで、こういうファイルは時々バックアップしないと怖い。

Gmailアカウントの IMAP 機能?
IMAP を使用して他のクライアントから Gmail にアクセスします」とあった。
Gmailアカウントを経由して同期するようだ。MacBook Air のメモ、ポメラSync 両方でアプリのパスワードを生成してそれを入力することで同期可能になった。
同期できた。理屈はよくわからないが、MacBook Air のメモおよび Gmail にファイルがコピーされた。Gmail 上のファイルは更新されたファイルは置換されるようだ。無駄に増えないのはいいね。
ポメラSync は時間がかかるね。1分強ぐらいかな。同期するファイルが増えたら、もっと時間がかかるのかな。
とりあえずポメラのバックアップとして使えそうだ。

フォークダンス

長男の体育祭で高校三年生のフォークダンスを見た。良かった。心が洗われた。みんな楽しそうにやっていた。わざわざ制服に着替えて、カチューシャなど飾り付けたり、男子はサングラスかけたりして、体育教師らしき先生が「いいか。許可された以外の服装はするなよ」と注意していたので、許可された範囲らしい。ダンス前の待ち時間には女子がみんなで写真撮影したり、男子に声かけしてツーショット写真撮ってたり。うらやましいね。長男にもぜひ、フォークダンスを素直に楽しめる男子に成長してもらいたい。女子には礼儀正しく振る舞って。変な自意識は早めにとばせたらいいね。大人になると見える。自分が中学生、高校生だった時には見えていなかった。もっと素直に女子と接しても良かったな。
このフォークダンスを見て感じた感情は、映画「ちはやふる」のPV、パフューム PerfumeFLASH」を見た時に感じるのと似た甘酸っぱい感情だった。若いって、うらやましいね。映画と違って、フォーク男子は汗臭いだろうけど。
秋の体育祭、フォークダンスで閉めて、あと半年は大学受験へストイックに没入する、というのがスケジュールなのだろう。色恋は、受験が終わってからだ。みんながんばれ。


映画『ちはやふる』主題歌「FLASH」(Perfume)PV

金曜日の夜に解放されて

Friday night

金曜日の夜に夜更かししている。日付が変わった。昼寝しすぎた五歳児に23時に起こされたのがきっかけだ。そこから缶ハイボールを飲み始めた。翌朝、長男を駅まで車で送らなくてもいいので深夜でもアルコールが飲める。そして、TwitterInstagram を見る。良くないね。日付が変わった段階で、インターネット接続を切ってポメラDM200 に移ってきた。350ml はまだ残っている。飲むのが遅いのだ。ここから妄想時間に入る。夢か現か。その境で酔い倒れる。
最も解放される夜だ。一週間で唯一解放されるのが金曜日の夜だ。だから夜更かししたい。詩を書いたり、エッチなことしたい。エッチなことは相手が必要だから、簡単ではない。心が折れそうになりながら、何度もアタックする。相手をその気にさせるためには、どうしたらいいんだろう。情けなくても、拝み倒すというのが最近パターン化している。うーん。悩む。ただし、眠っている妻に夜這いをかけることはもうできない。YES/NO枕は便利だと思う。これがあれば宮迫さんも失敗しなかったかも。
バフェットのように読み、レヴィ=ストロースのように書く。深夜でもそれを基本的な姿勢とする。それで自らの性欲の限界を超える。

翌週金曜日の夜も飲んでいる。同じ缶ハイボール。子ども三人はまだ寝ていない。階下で騒いでいる。うんざりして2階に逃げてきた。妻は韓国ドラマを見ている。皿洗いが残っているが、1階にいたくない。
今日は解放されていない。苛々して阿部薫を聴いている。爪を切らなきゃ。外は雨の音、もうすぐ台風もやってくる。明日は日持ちする菓子パンが売れるだろう。
子どもは九時に寝て欲しい。そして、大人の時間もしくは一人の時間がようやく始まるのだ。そこまで耐えろ。耐え抜け。ああ、眠気が急激に襲ってきた。今朝は2時起きだったのだ。そして、アルコールも入った。皿洗いが残っているのに。一人の時間はまだなのに。
録画がたくさん残っている。とても消化しきれない。テレビを1時間も見るのは時間の無駄と思ってしまう。ウィンブルドンなどの5セットのテニスも無理だ。現地であんな長い試合を見ることができるのは、ベッカム夫妻やロッド・レーバーなどのセレブだけだろう。極東のサラリーマンに余裕は無い。それにしても、レーバーさんはいつも観客席に座って見ているから、心底テニスが好きなんだろうね。テニスそして野球に比べると、サッカーは決まった時間で終わるからいい。野球は本来、テレビ向きのスポーツではないのだろう。そういう風に自由に思考を脱線させても、金曜日の夜は許される。

休日のメールチェック

職場のメールを転送して、休みの間もメールチェックする。今の自分にとっては、その方がストレスが減る。気持ちが楽になる。休み明けも重たくなくなる。ただし、添付ファイルは受信しない設定にしている。本気で仕事はしない。対応が必要なメールがあれば、休日明けのタスクリストを作ってそこにメモしておく。そして、忘れる。
休日明けタスクリストは、最近であれば、ポメラDM200 で作る。ポメラは仕事にも持っていく。休日明けに、職場のタスクリストに転記する。

夏休み。3日間。自分だけ。どれだけ仕事がたまるだろうか。それでもメールさえチェックしておけば、いくらか楽になる。休みだからと無理に仕事のことを考えないようにしようとしても、自然と色々考えてしまい、かえってストレスになる。自分は適度に仕事も入れた方がいい。

転送は秘密で

部下にメール転送してチェックしていることは伝えていない。以前、あある部下に伝えたら、休みの間、休み明けでいいことまで何でもメールで報告してきたのでうんざりしたのだ。わかっていない。いや、期待した自分が悪い。ちゃんと、重要性を判断して、休日明けでいいことはメールしないでね、と伝えるべきだったのだ。育ってきた環境が違うから、気が利かなくても仕方ない。以来、表向きは転送していることは秘密にしている。まあ、知っているかもしれないけれどね。

メールは基本、削除

チェックしたメールは基本的に削除する。休日明けに職場に行けば受信できるから削除して問題無い。削除することで、本当に休日に押さえておくメールを絞り込む。今のところ1件しかない。その程度だ。その1件も Bullet Journal の週間予定表に転記したら削除。休日にやるべき仕事など無いのだ。また、メールで愚痴を書かれても困る。どういうんだろう?休日にチェックしていることを知っているのかな?でも、そのことは伝えていないので、黙ってスルー、削除する。口頭で言うべき。何でもメールされてもなあ。その辺の感覚、センスがずれていると、仕事において、まあ、感情的なしこりになるよね。困った。ある程度年齢を重ねてくると、人によってもちろん違うが、「具体的で詳細なフィードバック」をしても、自分の仕事のやり方を変えなくなる。コーチングは難しい。継続的で粘り強い実践を GRIT を唱えながら繰り返すしかない。そういうことを休日でもメールをきっかけに考えている。仕事をしているのだ。それが、休日明けに活きてくる。