『エッセンシャル思考』の後に『減らす技術』を再読〜読書は繋がる、リンクする

(6/52) Essentialism: The Disciplined Pursuit of Less by @GregoryMcKeown #52booksin52weeks #52booksin52weeks_rj

『エッセンシャル思考」は自分にとって重要な本になっている。
『エッセンシャル思考』を読んでいて感じたのが『減らす技術』に近いということだった。近いというより、ほとんど兄弟のような内容となっている。そこで『エッセンシャル思考』を読了後、『減らす技術』を読み始めた。
相乗効果で自分の中にエッセンシャル思考=減らす技術がインストールされる。どんな本を読んでも、インストールされた知識、知恵じゃないと使えない。機能しない読書は意味が無い、とまでは言わないがもったいない。
『減らす技術』を読了後は、再び『エッセンシャル思考』を読み始めた。Kindle版なのでハイライトした箇所を中心に深く読む。深く読むことで自分の中に深く刻みこむ。
ジョコビッチはテニスのプレー中、頭でいちいち考えないだろう。身体が反応してプレーしている。エッセンシャル思考もそのレベルまで身体で覚えることを目指す。そのためには反復練習ならぬ反復読書が一番だ。

脱線。
エッセンシャル思考はミニマリズムとも親和性がある。本質的なものに集中して、その他はそぎ落とす、という点が共通している。そぎ落とすことが目的化しているミニマリストには注意。目的は本質的なものに集中すること。

ちなみに『減らす技術』の後は安宅和人さんの『イシューからはじめよ』を読んだ。この本は、時々、よく理解できない。何度も読もう。テイストとしては『エッセンシャル思考』に通じると思っている。本当の問題を見極めることが重要。逆に、ほとんどの問題は問題じゃない。
こういった視点で、仕事における自分が抱えている懸案事項を見てみたら、ほとんどが自分がどうにかできる問題ではなかった。ほとんどが他人や他の係、他の部署の問題だった。

次に読み始めたのは『ゼロ・トゥ・ワン』。思考はいずれの本も通底している気がする。次々に類似する本を読むことで、その思考が繋がる。
思考が繋がり、自分の思考を構築していく中で自分のオリジナリティが自然と発生する。
繋がる読書を意識して本を選んでいる。リンクする読書。

akizukid.hatenablog.com

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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減らす技術 新装版

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イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

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ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか

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胸ポケットメモ帳のペンをゼブラのミンナminnaに変えたよ

https://www.instagram.com/p/BF7xinDhWgD/
#zebra #minna ゼブラのミンナ。ミニボールペン。書きにくくてもミニボールペンが好き。裏紙メモ帳に挟んで胸ポケットが定位置。


akizukid.hatenablog.com

先日5/16、クールビズではA4コピー用紙裏紙メモをシャツの胸ポケットに入れておく、という記事を書いた↑ペンはゼブラのペンポッド
そのペンを同じゼブラのミンナminnaという油性ボールペンに変えた。
サイズはミニ。長さ約8cm
メモ用紙にクリップを挟むことで、ペンポッドより安定する。
ポケットを汚すリスクを考えて書く時に手間でもキャップ式。書く時にキャップを外す一手間がかかるが、それが書くためのスイッチとなる。
替芯が4C-0.7と一般的で手に入りやすいのもいい。
いい感じ。
minnaとメモ帳を胸ポケットに入れておけば、後はモレスキン1冊持ち出せば本格的に書くこともできる。ペンはminnaを使う。
ミニボールペンでちまちま書くのが好きだ。低粘性油性ボールペンほどではない書き味もこれはこれでいいではないか。質実剛健な感じ。

ちなみにこのminnaとメモ帳のために最近は休日でも胸ポケットのあるポロシャツなどを着るようにしている。

akizukid.hatenablog.com

アクロボールvsスラリ〜低粘性油性ボールペンは何を使うか?

Writing with the Acroball

油性ボールペンをメインに使っている。最近は低粘性油性ボールペンが中心。
三菱鉛筆ジェットストリームは書き味はベストなのだが経年劣化の問題が発覚して、また自分の過去の文字でも確認したので使わなくなった。
akizukid.hatenablog.com

次の候補として有力なのが、パイロットのアクロボールとゼブラのスラリだ。
その2本を並行して使っているが、アクロボールの方がダマが出にくい?
どちらも高級軸がそれぞれあるようだが、あくまでベーシックな100円ちょいの単色ペンを使っていく。高級軸は重たくなって結局、使わなくなる。軽いペンが使いやすい。また、替芯も手に入りやすい利点がある。そこはストイックを保ちたい。つい高級ペンを使いたくなるけどね。

というわけで、今はアクロボールでモレスキンにガシガシ書いている。

パイロット 油性ボールペン アクロボール150 細字 0.7mm ブラック BAB-15F-BB

パイロット 油性ボールペン アクロボール150 細字 0.7mm ブラック BAB-15F-BB

アクティブ・ラーニングを批判しているわけではないけれど〜ソロー『森の生活』

Active Learning Classroom Panorama


アクティブ・ラーニングを批判しているわけではないけれど、自分は2016年の今、大学生じゃなくて良かったと心から思う。
下記のようなツイートをした。

特に話題になっていない。
しかし、ちょうど読んでいたソロー『森の生活』に下記の記述を見つけて、仲間を得た思いになった。

 時間の大部分を私は独りで過す。それは健全なことだからだと思う。仲間と一緒だと、たとえ善人でも、すぐに退屈になり、散漫な気持になってしまう。私は独りでいるのが好きだ。孤独ほど親しい友を見つけたことはない。われわれは、自分の部屋に籠っている時よりも、外出して人ごみの中にいる時のほうが、たいていの場合もっと孤独である。考えごとをしたり、仕事をしている人間はいつも孤独なのだ。どこにいようが、そっとしておいてあげようではないか。孤独というものは一人の人間とその仲間たちの間を隔てている寂しい空間のマイル数で測れるというものではない。本当に勤勉な学生なら、ハーヴァード大学の学生がいっぱいいる巣箱のような一室で勉強していても、荒野での一人のダルウィーシュと同様に孤独である。(ヘンリー・D・ソロー『森の生活』「孤独」)

アクティブ・ラーニングを導入する文学部とか、最悪だ。どうして私を引っ張り出すのだ。教授は壇上で勝手に自ら重ねた思考を語ってくれればいい。私はその講義を勝手に聞くか、居眠りをする。素晴らしい講義ではないか。私はそっとしておいて欲しいのだ。
他人と議論する時間からは何も生まれない。一人で思索する時間が最も重要であり、大学生という時間は一人でいられる最後の時間なのだ。大学生は孤独にとどまって思考すべきだと思う。そのための贅沢な数年間がある。
まあ、これは私の深夜の思考からの勝手な思いつきではある。しかし、猫も杓子もアクティブ・ラーニングという状況は不健全だと思っている。医者を養成する医学部と文学部(たとえば哲学科)はまったく異なる価値観を持っていていいのではないか。前者にアクティブ・ラーニングは必要だろうが、後者には不要。そういった議論は無いのかな?ちょっと探してみよう。

森の生活 (講談社学術文庫)

森の生活 (講談社学術文庫)

abrAsus薄いメモ帳はクールビズで残念

abrAsus 薄いメモ帳 4

鹿児島は5月になったらクールビズだ。クールビズになるといつも思う。
abrAsus薄いメモ帳はシャツの胸ポケットに入らないのが残念。幅が少し広すぎる。作った人はシャツの胸ポケットに入れて使うことは想定しなかったか。
今年もしばらく薄いメモ帳のまま使っていたが、ズボンのポケットではいまいち機動性に欠ける。遂に薄いメモ帳からA4コピー用紙裏紙を外して胸ポケットにそのまま入れることにした。折りたたみ方は薄いメモ帳のままなので、書き終えたメモ用紙はスキャンして保存する。
ペンはゼブラのペンポッドに小さいダブルクリップを付けて、それを折りたたんだメモ用紙に挟んでおく。ペンポッドは特殊なギミックだがキャップ式なので胸ポケット内でインクが漏れてシャツを汚すリスクが低い。自分はノック式のペンは胸ポケットに差さないようにしている。

夏の間はしばらく薄いメモ帳はお休みとなる。残念なことだ。

akizukid.hatenablog.com


薄いメモ帳 abrAsus アブラサス ブラック

薄いメモ帳 abrAsus アブラサス ブラック

薄いメモ帳 abrAsus × Giacomo Valentini チョコ

薄いメモ帳 abrAsus × Giacomo Valentini チョコ

不眠ノート4

https://www.instagram.com/p/BDHxSVFBWjX/
#川内倫子 世界の見方が変わるよね。

期待は外れた/期待したおのれに腹が立つ/ただただ自分に怒りを覚える/「駆逐してやる」/盗んだバイクも無いので、歩いてセブンイレブンまで/徒歩5分/飲みたいアルコールも無く立ち尽くす/買ったのはティラミス&コーヒーゼリー/帰宅も徒歩5分/まったく眠気がとんでしまった/ふて寝でいいから眠れたらいいのに/誰か俺を撃ちぬいてくれないか/ティラミス&コーヒーゼリーは深夜に重すぎる/半分残して冷蔵庫に入れる/明日、というか今朝食べる/健康診断は来週へ先送りだ/頭に来る/この行き場の無い怒りがどこまで続くのか見てやろう/明日も仕事だ/クールビズの準備も整えた/寝不足は必至/それがどうした/そういうものだ/うちにいる女子大生に気を使いすぎる/もっと自由にやればいい/リミッターを外せ/自由の翼/電動アシスト付き自転車も確認した/電池残量表示30%/十分だ/からあげ本舗のからあげ弁当を食べたから、セックスできなくてもいいではないか/煙草臭い女子大生に欲情してしまった/「煙草臭いからシャワー浴びさして」/その台詞に期待してしまった/莫妄想/テスラでも衝動買いしようか/埋没鳥居にシンパシー/舌と舌/粘膜で細菌の交換/そうすることで恋人同士は似てくる/「あれはセックスではない、運動だ」/性欲を言葉で微分していく試みを/素晴らしき人生/甘い復讐/川が私を流してくれないか

ビルケンシュトックの手入れ方法を教えてもらったよ

http://www.flickr.com/photos/73034986@N00/15762354090
photo by di0genes2001

ビルケンシュトックのボストンを履いて東急ハンズへ。ビルケンシュトックはオシャレなサンダル。
ビルケンシュトックの店員さんがクリーム塗ってくれて、手入れ方法を教えてくれた。
ふらっと店に寄っただけで、店員さんから声掛けして、手入れしましょうか、と。以前にブログでビルケンシュトックはお店で手入れをしてくれるとインプットしていたので、素直にお願いした。そして、自然に自分で手入れする方法も教えてもらった。

  1. クリームを塗る
  2. 布で塗り込むように拭き取る
  3. ブラッシング

という簡単なもの。
店員さんは、自分はこの作業が好きなんですよ、とビルケンシュトック愛を感じる人だった。ビルケンシュトックにしろ、スタバにしろ、そのブランドを好きな人が店員さんとしているお店っていいですよね。

自分が履いているボストンは、茶色のスムースレザーだと思われる。
お店で専用クリームを買って帰った。
早速、そのクリームを手持ちのトラベラーズノートに塗り込んでみた。いい感じの手触りになった。

ビルケンシュトック手入れ情報をEvernoteに記録した。リマインダーを三ヶ月後にセットした。その時点でボストンの様子を見て手入れしよう。靴の手入れのような作業は、瞑想に近い。マインドフルネスに機能しそう。うまく習慣にすればいい。そのためにもボストンをどんどん履き倒さないといけないね。モノは使ってこその命。

しかし、次は手入れが楽な素材のビルケンシュトックを買おうと思う。元来、自分はモノの手入れが苦手な無精者なので。