『エッセンシャル思考」は自分にとって重要な本になっている。
『エッセンシャル思考』を読んでいて感じたのが『減らす技術』に近いということだった。近いというより、ほとんど兄弟のような内容となっている。そこで『エッセンシャル思考』を読了後、『減らす技術』を読み始めた。
相乗効果で自分の中にエッセンシャル思考=減らす技術がインストールされる。どんな本を読んでも、インストールされた知識、知恵じゃないと使えない。機能しない読書は意味が無い、とまでは言わないがもったいない。
『減らす技術』を読了後は、再び『エッセンシャル思考』を読み始めた。Kindle版なのでハイライトした箇所を中心に深く読む。深く読むことで自分の中に深く刻みこむ。
ジョコビッチはテニスのプレー中、頭でいちいち考えないだろう。身体が反応してプレーしている。エッセンシャル思考もそのレベルまで身体で覚えることを目指す。そのためには反復練習ならぬ反復読書が一番だ。
脱線。
エッセンシャル思考はミニマリズムとも親和性がある。本質的なものに集中して、その他はそぎ落とす、という点が共通している。そぎ落とすことが目的化しているミニマリストには注意。目的は本質的なものに集中すること。
ちなみに『減らす技術』の後は安宅和人さんの『イシューからはじめよ』を読んだ。この本は、時々、よく理解できない。何度も読もう。テイストとしては『エッセンシャル思考』に通じると思っている。本当の問題を見極めることが重要。逆に、ほとんどの問題は問題じゃない。
こういった視点で、仕事における自分が抱えている懸案事項を見てみたら、ほとんどが自分がどうにかできる問題ではなかった。ほとんどが他人や他の係、他の部署の問題だった。
次に読み始めたのは『ゼロ・トゥ・ワン』。思考はいずれの本も通底している気がする。次々に類似する本を読むことで、その思考が繋がる。
思考が繋がり、自分の思考を構築していく中で自分のオリジナリティが自然と発生する。
繋がる読書を意識して本を選んでいる。リンクする読書。
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