モレスキン〜完璧過ぎない美学

 最近思うのは、モレスキンmoleskineというノートは完璧過ぎないのがいいんじゃないかということ。たとえば紙質も国産ノートに比べると完璧じゃない。時々、綴じ糸が切れていたりもする。
 そんなモレスキンに対して、僕自身が何事も完璧過ぎない方がいいという美学をもっている。そのためいくら他のノートに浮気をしてもモレスキンに戻ってくるのだと思う。紙質などでモレスキンを否定する人がいても、それはその人の価値観だろうね。
 話はそれるが、僕は髭剃りなどでも完璧過ぎるのは好きではない。ネクタイもゆるくしめたい。
 
 とはいえ、最近のモレスキンは確実に品質は上がっていると思う。
 僕が最初に使ったポケットサイズのルールドは、ノートの糸綴じが2カ所しかなかった。現在は3カ所で綴じている。使い終わって数年だが、ゴムバンドが使い古したパンツのゴムのようによれよれになっている。最近のモレスキンはそんなことはない。うん、僕にとってモレスキンのゴムバンドは重要な要素だ。
 

ゴムバンドが肝

 僕にとってはモレスキンの肝はゴムバンドである。10冊ほど使ったが、まだ使っている途中で切れたり抜けたりしたことは無い。先日、買ったその日にゴムバンドが抜けてしまった国産の手帳があったが、中国産のモレスキンでそういった不良品には一度も当たっていない。返金してもらった不良品の手帳については、2011年も引き続きモレスキンを使いなさいという啓示だろうととらえている。
 たとえばトラベラーズノートにもゴムがついているが、こっちはゆるくとめるタイプで僕はたぶんモレスキンのかっちりとめるゴムバンドが好きなようだ。
 

Amazonで買う

 最近Amazonは配送料が無料になった。モレスキンは洋書扱いのものだと通常1,800円が安い時には1,000円を切る時があって、それまで1,500円以下は配送料がかかっていため無理に2冊買ったりしたが今では安くなったタイミングを見ながら1冊のみ買うことができる。これは便利。早速、1,000円を切ったルールド(罫線)のポケットサイズを買った。
 次はスケジュール管理でほとんど使わなかったMDノートダイアリー2010をユビキタス・キャプチャー用ノートとして使う。ほぼ日手帳のカバーをかけて。その次がルールドのモレスキン。その間にまた1,000円を切るようなモレスキンがあったら、それを買おうと思っている。
 

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Moleskine Classic Notebook, Pocket, Ruled, Black, Hard Cover (3.5 x 5.5) (Classic Notebooks)

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