人間存在ストレス

自分には人間関係のストレスがほとんど無い。
これは強みだと思う。
ところが、どうも人間存在のストレスがあるようだ。
人間が存在することによるストレス。
いわば人間嫌いだな。
たとえばその人の癖になっている所作や音が神経に障る。
このストレスに対処するのは難しい。
まず癖は当人が自覚していないことがほとんどだろう。
自分も、妻に指摘されてクチャラーだということに気づいた。
それからは意識的に気をつけているが、癖となっているため、完全には改善できていない気がする。
また、自分のクチャラーを自覚することで、他人のクチャラーに気づくようになった。
そして、クチャラーを不快に感じるようになったのだ。
見事な自己嫌悪である。

また、最近、自分が誰かに人間存在ストレスを感じている時、その相手も自分に対して人間存在ストレスを感じていると思っている。
お互い様だ。
自分の鏡を見ているのだ。
しかし、そういう認識を得たところで、ストレスは減らない。
できることは、ストレスを感じて、耐えきれなくなりそうになったら、その場を一旦離れることぐらいだ。

先日、段差につまづいてスマホアスファルトに落として画面を割ってしまったのをきっかけに発狂したので、なんとかこちら側の世界に踏みとどまるためにストレスの種を一つずつ潰しているところである。
人間存在ストレスに対処するには、人間存在からうまく距離を置きたいところである。