人生は振り返るとすべてハッピーになる

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photo by sciondriver

子育てはその最中はストレスが多いです。しかし、通り過ぎてから後からふり返るとハッピーで幸福な記憶、思い出となる気がします。それは、旅行とおなじ感覚です。

私は旅行、旅をどうしても楽しめません。事故やトラブルを警戒し、飛行機の時間が気になったりしてなかなかその場では楽しむことができません。ストレスがかかり、ヘトヘトに疲れてしまいます。しかし、旅行が終わって家に戻ってきてから思い出すとその大変だった記憶が楽しい、ハッピーなものに変化しているんですよね。そこがおもしろい。
今回の引越も、引っ越すことを決めてから引越が終わるまではストレスや不安ばかりでした。しかし、終わってみると楽しい記憶としていくらでも思い出して色々なブログ記事が書けそうな気がします。

人生はすべてそういうものかもしれません。

そうなれば、重要なことは、とにかく生き延びることだと思います。サバイバル。
そうすれば振り返ってみるとすべて甘美な記憶となるでしょう。
その時その時も、幸せかどうか、なんて考えずに一生懸命やればいいと思います。幸せはあまりにそれを考えすぎるとその手からこぼれ落ちるものだと考えます。『ハピネスチャージプリキュア』の主人公は「幸せ幸せ」言い過ぎです。だから、きつくなる。ハッピーかどうか、なんて気にしなくていいんです。そんなの後から勝手に着いてきます。

後から幸せだったなと感じるためにも、やっぱり死んだら駄目なんですよね。中島らもさんが『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町』で大学浪人中に自殺した友人のことを書かれていました。死なずに無様な姿をさらしても生きるべきです。それでも、真剣に自殺しようとしている人を止めることができるのかどうかは疑問があります。
あと、人って大したことない理由でも死ぬことができるんだとわかりました。それと同じように、ちょっとしたことで救われることもあるんだなあと思います。大事なのはバランス。そして、きつい時期をいかにやり過ごすことができるか。

私はセンター試験を3回も受けましたよ。さすがに二浪もすると自分の人生の先が真っ暗に思えることもあります。しかし、そこから第一志望の大学に行けなくても、ここまでこれたんだから、何とかなることもありますよ。