反論あればコメント歓迎です。
●
要は、医者ではない私達が考えている以上に多くの症状が診断しづらいんだと思います。つまり、病名というのはなかなか与えにくいんじゃないかと。
●
たとえば、Kくんは2月に中津で「小児喘息」と診断され入院しました。
ところが、鹿児島では今のところ、夜間救急も含め三人の先生に診てもらいましたが、誰も「小児喘息」とは明言していません。
- オノンで様子を見ましょう
- この症状はクループで喘息じゃありません
といった具合です。
●
中津での検査では、たしかにKくんのアレルギーの値は高いようでした。
- IgE値=380
しかし、そこからわかるのはKくんがアレルギー体質というだけです。
咳が出る状況を見ていても、どうも痰がからんで、つまり鼻水が喉に流れて、というのが理由っぽい。アレルゲンに対する発作という感じじゃないんですね。
- それって喘息ですか?
●
去年2007年、私自身が数カ月咳が止まらない時期がありました。その間、結局はっきりした病名はつきませんでした。
何人かの医者に診てもらい、いろいろ薬を試した結果、止まった。それを振り返るといつも君が笑ってくれた、、、じゃなくて振り返るとたぶん「咳喘息」じゃないか、という程度です。
●
多くの医者はそう簡単に病名を与えることができないんでしょう。そのことが患者さんに対して説明不足の印象を与える元となり不安感を与えるというわけです。
- 「わかりません」と言えない医者たち
どうも、それは限定された頭の良さからくる妙なプライドが邪魔しているんじゃないかと勘ぐるんですが、どうでしょうか?
まあ、多くの患者さんも医者に「わかりません」と言われると困るでしょうが。
この医者と患者の溝を埋めることが医療の課題ではないでしょうか、と言ってみました。