恋におちたら聴くアルバム〜サニーデイ・サービス 「東京」

東京

東京

これまた思い入れのあるアルバムで、何回聴いただろうか。
1996年。
誰かと話したくてぼくは、元女子大の小ぢんまりとしたキャンパスを歩き回っていました。
逍遥。
そうしてたくさんの人と出会い、話をしました。女の子が多かった。それは私が男だからというだけではなくて、女の子の方がすてきでおもしろかったから。

男は、私自身を振り返ってみても、痛々しいところがあった。
青春。
全く青かった。
恋愛すれすれの、でもおちない程の男女関係ってすごくいいなあと思います。
私もその辺りを狙って、でも時々おちたりしていました。
痛い。
そうなると椎名林檎の出番でしょうか。


研究室にはコーヒーメーカーがあって、私はそこでフィルターの折り方を知りました。コーヒーと恋愛が共にあったりして。


たとえば渋谷系、ブリット・ポップといったところとは関係なく、サニーデイ・サービスは自分たちの好きな音楽をやっている感じがしてよかった。だから12年後の2008年でも聴いてすばらしいんではないかと思います。


大学生になって恋におちた人におすすめです。
恋愛初期の気分を盛り上げてくれます。
ジャケットも美しいのでジャケ買いでもいいですよ。