引越したよ、色々あるけれど、まだ頭の中が整理されていない

最近、引越しました。
色々とあって、ひどく疲れています。
頭の中が整理されていません。
子ども2人の受験と同時期に引越するのは「狂気の沙汰」でした。
しかし、賃貸生活者の引越は、物件との出会いによる勢いが大事です。
家賃は、1.18倍になりましたが、部屋の広さは1.5倍くらいになったと思います。
また、子どもたち3人の個室を確保できました。
さらには自分の個室も一人暮らし以来、初めて確保できました。
その他、色々と生活が向上したことを思えば、家賃アップは許容範囲でした。
引越コストについては、まだまだ整理できていません。
引越で運んだ窓用エアコンが設置できなかったり、運んだ洗濯機が水道蛇口が低くて接続できなかったり、思いがけない費用は色々とかかっています。
子ども二人の進学も含めて貯金を大きく取り崩しています。
駅から遠くなりましたが、職場には近くなりました。
ただし、異動があると大変です。
すべてはトレードオフです。
また、隣人関係などはギャンブルです。
それでも賃貸生活者は、いざとなれば引っ越すことができます。
今回の引越についても、色々と記録ログを残しておくことで、次回に接続しようと思います。
今日はとりあえず。

親業で鬱を脱構築する~近藤康太郎『三行で撃つ』

親だけではない、夫としても、仕事でも、役に立っていない感が強くて、日々、つらい。
Amazon Music の「ポストロック」というステーション
上も下も「役に立たない」
不眠もつらい。
寝不足のため、昼休みは無印良品のネックピローが欠かせない。
パワーナップと言えばライフハック感があってかっこよく聞こえるが、先日は10分ほど寝過ごした。
みんなそっとしておいてくれたが、大丈夫か、自分。
寝不足は、役に立たない感だけではなく、運動不足や加齢が要因だと思う。
歩いたり、自転車通勤で坂を上ったり(ただし、電動アシスト付き自転車)しているが、足りないか。
親としても、やれることをやっているつもりだが、子どもたちのモチベーションは上がらず、反発を招いて逆効果になっている。
心のスキマを埋めるためにスプラトゥーン3をやるが、昇格戦に負け続けてストレスを増している。
48歳にもなるとキャラコンもなかなか上達しない。
スプラトゥーンのフェスをする中で、アキロゼことアキ・ローゼンタールを発見した。
あの画にはそれほど興味が無い。
アキロゼが良いのは声だと思っている。
スプラトゥーンの実況を声だけ聴いたりしている。
48歳にしてバーチャルのアイドルが癒しになるとは。
それでいいのか、自分。
今のところ、スプラトゥーンのゲーム実況だけ見ている。

www.youtube.com

そういう心象風景の中で近藤康太郎さんの『三行で撃つ』に出会った。
タイミングが良かった。
蝉の声のようにうるさく心に染み入る。
インストールされた。
色々と「接続」した。
「接続」は自分にとってのキーワードである。

非人情

おそらく近藤さんは、夏目漱石草枕』を読んでいる。
「非人情」に接続した。

うたにするとき、悲しみの涙は、自分から遊離する。自分は泣くことができる人間だという、うれしさだけのうたになる。p297

これと同じ趣旨の言葉が『草枕』のどこかにある(要確認)。
私は『草枕』で卒業論文修士論文を書いた。
今思い出すだけでも、恥ずかしい。
コンセプトは良かったと思っているが、方法に厚みが足りない。
汗を書かずに書いたので薄っぺらい。
大学の図書館から資料を収集したり、もっと足を使って書くべきだった。
近藤さんのように少なくとも3回書き直す。
当時、本書を読むことができたら良かった。
冒頭の「役に立たない感」もこうやってブログとして文章化することで、自分はブログを書いて公開することができる人間だと底支えできる。

認識の生

また、ウィトゲンシュタインも読まれている。
「認識の生」に接続した。
このくだらない世の中を良く生きるには、ウィトゲンシュタインのように認識することが必要だ。

世界は愚劣で、人生は生きるに値しない。p279

福田和也さんを思い出した。

この世の如何なる酸鼻であろうと許容し、愚劣で、無意味な生存を肯定する。此岸を「彼方」として生きる明確な意志さえあれば、人生は「甘美」な奇跡で満ち溢れる。(福田和也『甘美な人生』)

この引用は、以前、このブログで引用していたので、すぐに見つけることができた。
ブログは自分の記憶のデータベースとしても有用だ。
認識すること。
自分の「役に立たない感」を認識し、それを肯定し、甘美な奇跡に賭けること。
ウィトゲンシュタインの生き方と死に際の言葉は、本当にかっこいい。

4-hours witing

村上春樹がチャンドラーの手紙を引用した文章(確か『ロング・グッドバイ』の訳者あとがき)に触発されて、以前から「4-hours writing」を主張している。
一日4時間、机に向かって、書く。
これが実践できていない。
『三行で撃つ』を読むと、この方法にも「接続」した。

それはともかく、時間帯はいつでもいい、都合のつく時間を、とにかく決めるんです。○時から○時まで、どこそこにいて、原稿を書くと決める。その間は、ドアを閉める。部屋に閉じこもり、たとえ一行も書けなくても、とにかく机に座って、何かを書こうとする。p248

今それを実践している。
自分の書斎が無くても、台所のダイニングテーブルにSurface Laptop 3を持ち出して、イヤホンしてmogwai , Xmas Stepsを永遠の反復で聴きながら、ひたすら書く。
これは近藤さんが言う初稿(第一稿)だが、そのままブログとして公開する。
公開して、しばらくして読み返す。
そこで修正をしていく。
過去記事もどんどん変えていく。
今までに書き溜めた膨大な記事があり、それらを少しずつ読み、変えていく。
そうやって鬱やエロを蹴散らしていくのだ。
『三行で撃つ』は、そういう勇気が出る本だった。
物を書く人には必読書である。
下記の他の本も、生きるための必読書だと思いますので、リンクから購入してくれると少し私の小遣いが増えます。

他人の声に対する神経症に対する書くことの効能

隣人の息子がうるさい。
無駄に声がでかい。
この家の壁が薄いのも良くない。
家族の笑い声も神経に障る。
他人の声が聞こえてくるのに耐えることが厳しい。
耳栓も完璧ではない。
パーフェクト耳栓を探し求めている。
ノイズキャンセリングイヤホンは試していない。
音楽をイヤホンで聴くのがベターだが、音楽を聴く気分じゃない時がある。
まったき無音が欲しいのだ。
すべての音は不要だ。
ジョン・ケージが無音室に入ったら、何か小さな音が聞こえた。
それは自分の体の神経か何かの音だった。
そういうエピソードを思い出した。
出典に当たらないといけない(要確認)。
そう記載して先へ進む。
ちょっと戻るが、段ボールベースでの無音ブースを室内に作ることはできないだろうか。
夏の暑さ問題があるか。
ある程度扉を開放して冷やしてから籠るとどうか。
色々と試したいことはある。
この音に対する神経症は、おそらく仕事やプライベートに子育てと色々なワークライフがうまくいっていないことに起因している可能性がある。
カウンセリングを受けてはどうだろうか。
まず予約するのがめんどくさい。
クリニックへ通う気力すら無い。
寝不足も一つの要因かもしれない。
寝不足については、眠りの浅さや継続した睡眠が取れない問題がある。
これは加齢と運動不足のせいか。
加齢は臭いの問題もある。
臭いは、愛を遠ざける。
マスクも取らない。
48歳の私はもうこの生において、他人と触れることはなく、死ぬまで生活費を稼いで、死ぬのだろう。
情熱大陸に出るような情熱も持つことはできなかった。
後悔するのかな?
実は意外と今までの人生で後悔することは思い出せない。
子育てですら、多くの「失敗」をした気がするが、不思議と後悔は無い。
ニーチェの運命愛のような感覚がある。
こうするしかなかったのだ。
受け入れろ。
それが自分だ。
その点では、ポジティブなメンタルかもしれない。
よくわからんね。
自分で自分はよくわからない。
だから、こうやって言葉にしてみる。
投稿して、今やはてなブログではほとんど他人のリアクションを期待できないが、それでも後日、読み返してみると、そこに「自分」を発見することがある。
書くということは、未来の自分への手紙のような行為かもしれない。
他人の声に対する神経症から、焦点がずれてきた。
この時点で、これだけ集中して一気に言語化して書いていると隣人の声も気にならなくなるのだ。
やはり書くことは一つの救いとなる。
苛々する自分を言語化できてうれしい、という感覚、それは俳句や詩について夏目漱石草枕』の画工が書いていたことに接続する。
今読んでいる近藤康太郎さんの『三行で撃つ』にも同じ趣旨のことがあった。

うたにするとき、悲しみの涙は、自分から遊離する。自分は泣くことができる人間だという、うれしさだけのうたになる。p297

クアデルノは毎日使うのでラミースタイラスペンを導入して、より充実した思考時間を作る

年末に購入した電子ペーパー、クアデルノは毎日使っている。
ひと月以上使ったところで、ラミースタイラスペンを注文した。
ビックカメラで少し安くなっていた。
元々、クアデルノに付属しているスタイラスペンは、細い。
ちょっと書きにくい。
このひと月、仕事の打合せメモや資料読みこみを中心としてQUADERNOは毎日使っている。
ならば、ペンに5,000円投資してもよいと判断した。
500日使えば、1日10円。
安いものだ。


箱に入っていた。
この箱は、引越を重ねても捨てることができなさそうだ。

キャップがあるので落ち着いてメモ

ラミースタイラスペンは、キャップがあるのですぐに書き出せない。
しかし、クアデルノ自体、スリープ状態から復帰するのに少し時間が必要である。
なので、その間にキャップを外せばいい。
すばやくメモする必要がある場合には、クアデルノではなく、付箋紙を使えばいいと思った。
クアデルノは、打合せなど、落ち着いて思考する時に使うので、キャップのあるペンでもよい。
キャップを外すひと手間で心を整える。
ラミースタイラスペンを使うことで、より充実した思考時間になることが期待できる。
なお、クアデルノはスリープまでの時間を少しずつ伸ばしている。
電子ペーパーなので、おそらく放置しても電池消費はしない。
それならばスリープまでの時間は長くていいかもしれない。
手にラミースタイラスペンを持ったまま、動かずに考えてもスリープしない程度の時間があってもよい。
今は15分に設定している。
15分間何も書かずにじっくり考えるのは、大変だ。
それは訓練。

純正アクセサリーの安心感

また、ラミースタイラスペンは、純正アクセサリーなので安心感がある。
ラミーアルスターのデザインかな?
ラミーサファリも同じ?
ラミーはこれで2個目で、持っているのはラミーピコなのだ。
だから、万年筆には詳しくない。
ラミースタイラスペンは、持った感じ高級感ある。

素材は何だろう?
取扱説明書を見ても不明だが、重さ24gと軽いので金属ではないだろう。
手触りは良い。
アルミっぽい気もするが、アルミって軽いかな?
ちなみに、ちょっと調べてみると、ラミーサファリはABS樹脂、端的に言えばプラスチック製で、ラミーアルスターはアルミニウム製のようだ。
ラミースタイラスペンはどっちだろう?
もしかしたら、舐めたらわかるかな。
舐めんけど。

純正カバーは、粘着テープでの固定が引っかかったので導入しない。
今のところ、100円ショップのケースで十分だと判断している。
カバー付けると全体的に重たくなるのも嫌だ。
ケースから取り出す時間も心を整える時間となる。

印鑑証明書もマイナンバーカードがあればコンビニで発行できるよ便利

マイナンバーカードは便利だよね。
今回、印鑑証明書が必要だったが、コンビニですぐに発行できた。
手数料は200円。
マイナンバーカードで医療DXも進みそうな予感あり。
色々と問題はあるが、確実に前進している。
私は、この流れを肯定的にとらえている。

キャンパスノートダイアリー表紙に切り込みを入れてペンホルダーにしたよ

キャンパスノートダイアリーにフリクションボールをセット

手帳を切る。
手帳好きはなかなかできないだろう。
今年2023年は、コクヨのキャンパスノートダイアリーを使っている。
その表紙にはさみで切り込みを入れた。
フリクションボールを引っかけた。
なかなか良い。

サイズは深さ1.6cm、幅0.7cm程度切り込んだ。
これ、コストが低いキャンパスノートダイアリーだからこそできる。
高い手帳だったら、表紙に切り込み入れるとか、なかなかできない。
表紙裏にはセロハンテープを貼って強化している。
厚みも増すことでフリクションボールのグリップが強化される。
今まで色んな後付けペンホルダーを試した。
いずれもしっくりこなかった。
シンプルなこの方法が一番いいかもしれない。

鹿児島でも7年ぶりの積雪レベル~記録ログとして

鹿児島でも、2016年以来、7年ぶりの積雪があった。
寒波が日本列島にやってきた。
鹿児島市でも1月24日の午後から雪が本格的に降り始めて、翌25日朝には一面の銀世界になっていた。
今回も記録ログとして書いておく。

2023年1月25日積雪鹿児島市

断水予防

断水に備え、前夜にお風呂にお湯を残したままにしておいた。
その上で、屋外ガス給湯器の元栓を閉めてコンセントを抜いてお湯を細く出し続けた。
翌朝、断水や水道管凍結は起きなかった。
室内気温は5℃、おそらく屋外はマイナス2℃。
停電にもなっていない。

徒歩通勤

7年前と同様、徒歩通勤にした。
あらかじめ靴下用カイロを買っておこうと思ったが、コンビニでは売り切れていた。
47分かかって職場に到着。
昼間は気温は上がらなかったが太陽が出たので日向の雪はあらかた溶けた。
日陰の雪が凍結して危ない感じ。
ちょっとした上り坂でタイヤが空回りして止まっている自動車を2台見かけた。
なぜ、この積雪でノーマルタイヤでいけるって判断するんだろう?
いくら雪に慣れていない鹿児島県民とはいえ。
ところが実際に職場に着いてみると、ノーマルタイヤで出勤してくる同僚が多かった。
これって「前回、雪積もったけどノーマルタイヤで大丈夫だったよね」という誤った成功体験になるので危ないよね。

↓前回ちょうど7年前に積雪があった記録
akizukid.hatenablog.com