宇多田ヒカルの音

宇多田ヒカルさんのシングルコレクションを車でよく聴いている。
妻が買ったVol.1、妻にプレゼントしたVol.2、Vol.1は超有名曲が多く、それでも今まで知らないすばらしい曲を発見した。
Vol.2はさすがに少し地味に感じるが、それでもすばらしい曲が多い。
自分にとってすばらしいとは、聴いていて心地よい、ということだ。
そして、宇多田ヒカルさんは、その歌声やメロディーや歌詞などが注目されやすいと思うが、自分はなぜかレディオヘッドを聴くように聴いている。
レディオヘッドのように聴くとはどういうことか?
自分でも何言っているのかわからないことは多い。
今回もそうだ。
宇多田ヒカルレディオヘッドに似ている、というわけではない。
そもそも宇多田ヒカルの曲を誰が作曲しているかも意識していない。
秀逸なのは、もしかしたらアレンジャーなのか?
アレンジの力。
最近のポップスは、作曲だけではなくて、そのメロディーに様々な音でどう肉付けしていくか、という点は大きそうだ。
専門的なことは知らない。
でも、たとえば星野源さんはほとんど自分で音を付けているのではなかったか。
そして、宇多田ヒカルさんはどうなんだろう?
自分でやっているのか?
あるいは、チーム宇多田のアレンジが素晴らしいのだろうか。
特に、Vol.2の最後に入っているBeautiful Worldのリミックスがすばらしい。
イントロでガツンとやられる。
1990年台のギターロックみたいなアレンジだと思った。

それにしても、Vol.2は1,200円ちょっとだったのだが、どういう価格設定なんだろうか。

Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1

Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1

Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2

Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2

アセットアロケーションにおいて日本株式をどうするか、それが問題だ

山崎元さんは、いつも先進国株式:日本株式を6:4ですすめている。
一方、日本株はクソだというインデックス投資家もいる。
バブル期以降の日本株式の状況を見ると、7:3ぐらいかなあと思ったりもする。
でも、だからこそ、これから日本株式が伸びるかもしれない。
日本株式はクソだということが株価に織り込まれていれば、今後、それが裏切られた時に伸びるかもしれない。
そう、未来は本当にわからないのだ。
田村正之さんは、シンプルに全世界株式でいいんじゃないか、という考えのようだ。
日本株式は今はどう見てもクソだからこそ、チャンスかもしれない。
伸びしろはありそうなのだ。
こうやって色々考えても結論は出ない。
でも、アセットアロケーションは設定しないわけにいかない。

そんなことをつらつら考えていたら、山崎元さんが下記のようなツイートを!


めんどくさいから世界株式インデックスに一本化しようかな。

シリアルポップなGoogle仕事術2019年版〜Google Keepが便利すぎる

自分がGoogle仕事術という記事を書いてそこそこブックマークを集めたのは、もう10年前になる↓
読み返すと、今ではかなり変化しているので、2019年版を書いてみようと思った。
akizukid.hatenablog.com

Google Keepがメインツール

なんと言っても、Google Keepがタスク管理のメインとなっている。
思いついたタスクやアイデアもまずはここへ入力する。
つまり、GTDで言うところの「inbox」となっている。
タスクは、Google Keepのチェックボックスを活用してそのままToDoリストになる。
リマインダーも設定できるので、ほぼGoogle Keepで完結している。
Google Keepは場所でもリマインドできるので、仕事から帰宅時に最寄り駅についたらお知らせがスマホに来るように設定もできる。
以前のGoogle仕事術ではGoogle Keepは使っていなかった。
今年になってからかな?ふと久しぶりにGoogle Keep使ってみたら、使いやすくなっていた。
何より動作が軽いのが、シリアルポップな仕事術にぴったりだ。
inboxなので、たとえば通勤途中に思いついたことがあったら、スマホでさっとGoogle Keepを起動して入力する。
後で職場に着いてから、パソコンでチェックするので、タスクの漏れなどは無くなる。
その場合、起動が速くてサクサク動いてくれることが重要だ。
この点で、Evernoteは使えない。

Evernoteはストックでしか使えない

Evernoteは重たい。
これは、シリアルポップな仕事術では致命的な欠点だ。
ウェブクリップなどをためておいて、ストックとして情報を参照するには便利だ。
図書館の閉架書庫みたいなものだ。
フローとしてのタスク管理にはEvernoteは向いていない。

再びGoogle Keep

Google Keepは、かゆいところに手が届く機能が多い。
たとえばピンの機能。
ピンを付けると、メモの固定ができて、常にメモの上位に表示されるようになる。
今日のToDoに関連したメモなどは固定しておくと便利だ。
自分は「朝のタスク」と「夜のタスク」それぞれを常に固定してある。
ちょっと今日手を付けようか、というプロジェクトメモもピンを付ければ簡単に上部に表示できる。
ああ、プロジェクト。

GTDのプロジェクトもGoogle Keepで

GTDという一時期流行ったタスク管理手法がある。
自分もこれにはまって実践したので、今では無意識に実践しているレベルになっている。
「プロジェクト」という考え方も、GTDを踏まえている。
GTDにおいては、複数のToDoで構成されていれば、それはもうプロジェクトになる。
このプロジェクトを管理するのもGoogle Keepが便利。
Google Keepのチェックボックス機能を活用して一つのメモで複数のToDoを管理できる。
また、このチェックボックスは並べ替えも簡単で軽い。
Evernoteでもチェックボックスは使えるけれど、並べ替えがわざわざコピペしないといけない。
Google Keepには、メモをGoogleドキュメントにコピーするという機能がある。
すべて完了したプロジェクトはメモをアーカイブする前に、Googleドキュメントにコピーして保存するといい。
するとそのドキュメントは、次の似たプロジェクトの参考として活用できるのだ。
ドキュメントにコピーしたら、その全体をコピペしてEvernoteに貼り付けて保存するのもいい。
ストックとしてはEvernoteに一元化しておいた方がいいかもしれないね。
本当は、Google KeepからダイレクトにEvernoteへ送れるといいんだけれど。
このように今、活きているプロジェクトはGoogle Keepで管理するのが便利だ。

Google Keepのカラーラベル機能

かゆいところに手が届く機能に戻ると、カラーラベルも便利だ。
Google Keepはメモが付箋紙ポストイットのようにカラフルで壁に貼り付けたようなUIが印象的なのだが、カラーラベルを利用すれば機能的にも役に立つ。
マイルールでは、青ラベルを「連絡待ち」にしている。
この連絡待ちという概念もそう言えばGTDだな。
最近、あまり話題にならなくなったが、GTDは自分にインストールすると一生使える仕事術になると思うので、下記などをおすすめする。

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

全面改訂版 はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

さて、Google Keepでは検索で簡単に色を絞り込めるので、青を絞り込んで連絡待ちのタスクをチェックすることが可能だ。
このレビューは1日1回するようにすればいい。
このレビューという概念もGTDだ。
GTDがベースにあっての、このシリアルポップなGoogle仕事術なのだ。

Google Keepの画像メモ

Google Keepには画像をメモにすることもできる。
愛する妻や家族の写真や自分のテンションを上げる画像など、アメリカ人がパソコン周りに置いているような画像をメモにしておくと仕事中も気持ちを維持できるよね。
仕事に使えそうなアイデアも画像があればGoogle Keepにメモするといい。

Googleカレンダーとの連携

ああ、Google仕事術といいながら、Google Keepばかり書いている。
それぐらいGoogle Keepが便利なんだけれど、さらに他のGoogleアプリとの連携がまた便利である。
たとえばGoogle Keepでリマインダーを設定すると、それをGoogleカレンダーにリマインドした時間で表示することができる。
自分は「ToDoはその場でやる時間を決めてカレンダーに落とし込む」という佐々木かをりさんの手帳術を完全に正しいと思っているので、できればタスクはカレンダーに記入したいと思っている。
もちろん会議やミーティングはGoogleカレンダーに入れているので、Google Keepのタスクも時間を決めてリマインダー設定すれば、すべてのタスクがGoogleカレンダーで一元化できる。
Google Keepのリマインダーでかゆいところに手が届くのが、日時をいちいち細かく入力しなくても、あらかじめ設定してある朝8時、昼13時、夕方18時、夜間20時などを選択できたり、今日、明日、翌週、自宅や職場なども選択メニューに出てくるところだ。
とりあえず適当なところでリマインドしておけば忘れることはないだろう。

GmailとToDoリスト

メールは当然Gmailだが、今のところ、メールとGoogle Keepをダイレクトに連携はできなさそうだ。
しかし、GmailのメールはToDoリストに追加することができる。
GoogleのToDoリストは、Google Keepを使っているのであまり使わないが、メールをタスク化するにはToDoリストを使う。
そして、ToDoリストで実行する時間を設定する。
すると、その時間にGoogleカレンダーに表示されるのである。

Googleカレンダーへの一元化

以上、結果として、Google Keep、Gmail、ToDoリストのすべてがGoogleカレンダーに一元化できることになる。
タブブラウザで、Google KeepとGoogleカレンダーを常に表示しておけば、仕事は管理できる。
それにEvernoteも資料参照用としてタブに加えておけば、完璧だ。

ウェブクリップもGoogle Keep

そう言えば、Twitterなど、後で参照したいインターネット上の情報はどう収集するか。
スマホなどで見つけた情報は、すべて共有でGoogle Keepにまず集める。
そして、パソコンで改めてリンク先を開く。
それをEvernoteのWebクリッパーで保存する。
というのが、基本的なパターンだ。
これで収集漏れもなくなる。
ここでもGoogle Keepを使うので、Google Keepがかなり便利だということはわかる。

リストもGoogle Keep

まあ、買い物リストなど、様々なリスクがあるけれど、それらも当然Google Keepを使うことになるよね。
GTDでいう「いつかやる」リスト、SomedayなんかもGoogle Keepに入れておいて、適当な日付でリマインドしておくといい。
検索で「リスト」を検索してみると、行きつけのドラッグストア買い物リスト、キャンプ持ち物リスト、朝のタスクリスト、夜のタスクリスト、Kindle読書リスト(積読が多いので備忘的に)、旅行持ち物リスト、出張持ち物リストなどがあった。
Google Keepのかゆいところに手が届く機能の一つに、「すべてのアイテムの選択を解除」機能がある。
これを実行するとチェックしたチェックボックスもすべて元に戻る。
つまり、何度でも繰り返し使うリストをすぐに復活できるのだ。
これが便利。
一気にチェックを解除して再利用できる。

とりあえずのまとめ

ここまで一気に書いてきたが、Google仕事術というより、Google Keep仕事術になっている。
それぐらいGoogle Keepが便利で使えるということなのだ。
なにより何度も書くが、シリアルポップな仕事術という意味で、アプリの動作が軽いのは圧倒的だ。
この点、Evernoteなんか、ジム並みに遅い。
まあ、Evernoteはそこに蓄積された情報量でジオン軍を圧倒するんだけどね。
とにかく、今はGoogle Keepがあればほとんど仕事ができる感じだ。
みんなにもおすすめ。

谷益美『リーダーのための!コーチングスキル』を読んだよ

谷益美『リーダーのための!コーチングスキル』を読んだ。
エクスクラメーションマークの位置が気持ち悪いが内容は良かった。
本のタイトルについては、出版社=編集部がつけることが基本だから、著者に責任は無いと思う。
これは自分も1冊本を書いた経験でそう思う。
(追記)ふと、このタイトルって、もしかしたらゴッドスピードユー!ブラックエンペラー(中黒の位置とかめんどくさい)を踏まえているんじゃないかと思いついた。
編集者は、自分と同じ世代で1990年台後半のポストロック世代なのかも。

それはともかく「コーチングノート」はいいな。
やってみよう。
というか、意識してみよう。
別ノートをわざわざ作る必要はない。
ほぼ日手帳weeksや厚口専科に気付いたことをメモしていけばいい。

上司に対するコーチングでは、三国志賈詡を思い出した。
自分の後継者を、長男にするか優秀な弟にするか迷っている曹操(自分の上司)に対して、

袁紹劉表のことを考えていました

とつぶやいた。
この両者は、長男に後を継がせずに内紛を招いて国を滅ぼしたのであった。
直接的に反論せず、上司自らの気づきをうながす手腕はさすがであり、曹操に仕えながら天寿をまっとうしたのはさすがである。
上司に対するコーチングでは、正面から反論するのは下策である。
昔から、自分はトップの器ではないので、賈詡のように生きるべきだと思っている。

コーチングという言葉を意識するだけで、部下だけではなく、上司に対するコミュニケーションも変わってくる。
たとえば質問は「聞かれた瞬間だけではなく、その後も問いは心に残り、相手への刺激として機能」1665する。
これは、普段から意識して、ブログでも何度か書いているジャブ≒ナッジングにも通じる。
相手に刺激を与えることで、相手を動かすのだ。
それは命令や指示と違って、相手の主体性を促す。

7月からも、チームは維持できそうだ。
ので、コーチングを意識したり、じっくりと腰を据えることができそうだ。
それが組織の価値を高めることになる。

リーダーのための! コーチングスキル

リーダーのための! コーチングスキル

麦チョコ

最近、麦チョコがマイブームである。
麦チョコを見つけると、つい買ってしまう。
そして、袋を開けたら最後、一気に空になるまで食べ尽くしてしまう。
だから、買う時は注意だ。
小袋の麦チョコがあればいいのに。
あるかな。
ナッツ類も同じだ。
ついつい一気食いしてしまう。
それくらいならスニッカーズのような間食の方がいいかも。
これなら一本なので、一気食いの罪悪感など感じる必要がない。
「やめられない止まらない」のはかっぱえびせんだが、自分にとっては麦チョコやナッツ類なのである。
100円ぐらいの麦チョコであれば、一気食いでもいいね。
仕事しながらだと、手が汚れる。

paranoid android

衝動的にこれを書き始めるまでに、5分以上かかっている。
MacBook Airのバッテリーが0%で、起動に時間がかかった。
発狂して、深夜に声を出してしまう。
いつか通報されるかもしれない。
iPod nanoradiohead, paranoid androidを繰り返し聴いている。

"Paranoid Android" by Radiohead (Glastonbury 2003)

ちょうどアンドリュー・S・グローブパラノイアだけが生き残る』を読み始めたところで、原題は、Only the paranoid surviveだ。
きっかけはフジテレビ、じゃない、子どもの咳だ。
同じことを何度も書いている。
子どもの咳がなかなかおさまらない。
深夜に咳が出て止まらなくなる。
そうすると、もういけない。
目が覚めてしまう。
そこから中途覚醒の不眠に陥る。
同じパターン。
逃げるように2階から1階に降りても、子どもの咳は聞こえる。
頭がおかしくなりそうだ。
個人的なメンタルの問題である。
なんとかしのぐ必要がある。
そこで、iPod nanoでparanoid androidを聴きながら、皿洗いをした。
プティモンテリアスパークリングワイン由来の軽い頭痛もある。
この軽さが心をむしばむ。
心をむしばむのは、激痛ではなく、地味な痛みの継続なのだ。
子どもの咳も、自分事ではないところが、心をむしばむ要素となっている。
リピート。
paranoid androidが反復される。
そのことでダークサイドに堕ちてしまわないようになんとか耐えている。

OK Computer

OK Computer

Ok Computer

Ok Computer

ほぼ日手帳weeksのカバーを外してみたら、やっぱりいい感じ

ふと、ほぼ日手帳weeksのクリアカバーを外してみた。
うん、やっぱりこの方が、手触りがいい。
textureだ。
ペンとの一体感は失われるが、まあ、手近にあるペンを使うスタイルでいこう。
最近は、だいたいズボンのポケットに万年筆カクノを入れているので、それでいい。
また、カバーを外すと、ズボンの後ろポケットに突っ込んで持ち歩くことができる。
それぐらいガシガシ使いたい。
カバーはカバーのみで、カバンに入れておけば、名刺やレシート、通帳ケースとして活用できそうだ。
オーケー。
この感じなら、来年2020年も、ほぼ日手帳weeks継続で良さそうだ。
ちょっとavecも考えたが、カバー無しだと表紙のtextureが弱い。
ただの文庫本だよね。
文庫本カバーが使えるかな。
まあ、でもweeksのカバーとの一体感の方が強い。