野球も仕事も楽しくやる時代になってきている~ダルビッシュ有、山口周、栗山英樹、新庄剛志

ワールドベースボールクラシック2023は日本が優勝した。
ダルビッシュ有のコメント↓

本当にうれしい。楽しく野球をしているところを、ファンの方々に見てもらうことがすごく大事だと思っていた。結果もついてきて、本当に良かった。

これが自分の中で山口周と接続した。

そもそも、労働から得られるもっとも純度の高い報酬はなんでしょうか。それは、自分の労働によって生み出されたモノ・コトによって喜ぶ人を見ることでしょう。『ビジネスの未来——エコノミーにヒューマニティを取り戻す』2719

ビジネスマンは山口周を読むべき。
これは別にプロ野球選手だけじゃない。
たとえば看護師だって、その看護によって患者のみならず、その家族にまで良い変化を与える仕事ができる。
病気を治すこと、病床稼働率を上げることだけが医療ではないのである。
そんなタイミングで、Twitter経由で週刊誌のクソ記事を見た。
あまりにクソなので、リンクは貼らない。
その記事では、匿名の記者が、匿名の野球関係者の話として「栗山采配」は甘いって書いていた。
栗山監督は自分の中では、箱根駅伝青山学院大学陸上部の監督と接続する。
「ワクワク大作戦」とか、そういったノリだ。
何か無理して我慢して勝利をおさめることが目的ではない。
野球自体を楽しんで、WBC勝戦の最後、大谷翔平はトラウトとの勝負を楽しんでいたように見えた。
上杉達也も新田との勝負を楽しんでいた。
結果を徹底的に求めつつ楽しむこと、それが野球でも仕事でも必要になってくる時代なんだと思う。
そして、仕事そのものを楽しむことは、コツさえつかめば意外とできる。
労働=苦役といった認識をいかに転換できるか。
山口周の本を読むと、そのヒントがつかめると思う。
新庄剛志のコメントがクソ記事で胸くそ悪くなった心を洗ってくれた。

続けて「一、二塁で、村上くんがちょっとバントを考えたというところで、栗山さんが城石コーチを通して『君に任せた』って伝えて。その言葉で“よしっ”いう気持ちになって村上君が打ったっていう」とサヨナラのシーンを解説して、「すごい勉強させられた試合」と話した。

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クソ記事書いた記者と匿名の野球関係者は、新庄剛志の爪の垢をそのままがぶ飲みすべきだと思う。