将棋のプロ棋士である高野秀行六段のインタビュー記事が良かった。
順位戦C級1組で藤井聡太七段と対戦する前後にそれぞれインタビューされて記事になっている。
インタビューしたのは岡部敬史さんというライターだ。
対局は藤井七段の勝利で、この勝ちでB級2組への昇級を決めた。
対局後のインタビューで高野六段はさわやかで気持ちよかった。
対局中、高野六段は紫のベストを着ていたが、そのエピソードもインタビューにあった。
そのことで高野六段の対局姿は紫ベストと共に長く私の記憶に残るだろうと思った。
田中泰延さんが、細部がすべて、だと言っていた意味がわかった。
高野六段は47歳、タイトル戦に出場するような一流棋士ではない。
しかし、この2本の記事を読めば、棋士それぞれにドラマがあるとわかる。
それは棋士でなくても、無名のサラリーマンでも同じだ。
誰もが、それぞれの情熱大陸を生きているという元気がでる。
45歳のおじさんは、読んでちょっと泣きそうになった。
この自分の感想文、まあ、大したこと書いていないけど、記録としてブログに残しておこう。
今、パソコンが使えないので記事のリンクを貼るのがめんどくさい。
「文春オンライン」「高野秀行」「棋士」などでGoogleをニュースで検索すると見つかるのではないか。
ちなみに同姓同名でノンフィクション作家がいるので注意。
「家賃が高い」C級1組になんとか残るために、4勝することが目標の高野六段。
3勝してからが長い、という。
藤井七段とは住んでいる世界が違う。
同じプロ棋士なのに。
その二人が同じルールで戦う。
そこがおもしろい。
サッカーで言えば、天皇杯のようなカップ戦のおもしろさがある。
ジャイアント・キリングを期待する。
高野六段は、ラッキーで残ったC級1組で藤井七段と当たれるだけじゃなく、その前に森下卓九段と当たるのでモチベーションが上がったという。
豊川孝弘七段が対局後、飲みにさそってくれたエピソードなど、まるで『3月のライオン』のような話だと思った。
結論はない、だらだら書いているだけ。
タイミングを逃しそうなので、この辺で投稿しておこう。