復活の年賀状

「年賀状復活」ではなく「復活の年賀状」と書きたい。
なぜ、そう思うんだろう?
「復活の」でGoogle先生に聞いてみた。
「復活のルルーシュ」と提案された。
コードギアス 復活のルルーシュ」というアニメらしい。
一時期、よくその名前を聞いていた。
何かのCMを見ていたのかな。
進撃の巨人」かガンダムを見ていた時に。
たぶん、それで「復活のルルーシュ」というフレーズが無意識にインプットされており「復活の年賀状」と書きたいのではないか、という仮説を立てた。
試しに「復活のシャア」で検索してみた。
それを言うなら「逆襲のシャア」だろう、とつっこんだあなたは甘い。
「復活のシャア」もちゃんとあるのだよ、坊や。
ファーストガンダムの第26話のタイトルが「復活のシャア」だった。

以前、年賀状を止めてみる、という記事を書いたり、今年、つまり去年の年賀状は続けていた写真付きを止める、という実験をやってみた。
結果、それはそれで色々とめんどくさいことがわかった。
年賀状の問題は、すっきりと解決できないようなのだ。
漱石も書いているように、年賀状は片付かないのである。
そこで、今回、つまり来年2020年の年賀状では、写真付き年賀状をあっさり復活させてみた。
一ひねり加えて、ちょっと予算を増やして、デザインや紙質に変化を加えてみた。
結果、お金をある程度かけた方が、楽でストレスも少ないとわかった。
子どもたちの写真は、休日に玄関前に立たせて撮影したものを使った。
別に子どもアピールではなく、子どもの写真があった方がスペースが埋まるからなのだ。
この点、家族写真付き年賀状をTwitterなんかでディスっている人は、わかっていない。
今年は、尿管結石になっていないし、次男も嘔吐したりしていないのでストレスは少ない。
できあがった年賀状に、万年筆カクノで宛名書きをする。
私がこちらから出すのは10枚もない。
住所の縦書きで、数字が気持ち悪いので、できる限り横書きで書く。
ブログもそうだし、仕事の文書も横書きだ。
法律とか、いまだに縦書きでやっているが、もう基本横書きでいいのではないだろうか。
それにしても、英語やアラビア語と違い、縦書きにも横書きにも対応できる日本語、偉い。
中国語やハングルも縦書き横書き、両方いけるかな?
宛名書きは簡単だが、問題は写真面のコメントである。
写真とネズミのイラストとこちらの住所氏名が印字してあるので、コメントスペースは少ない。
それでも、何かコメントは書く必要がある。
コメントを考えるのに時間がかかる。
何か気の利いたことをつい考えようとしてしまうのだ。
年賀状は手紙なのだ、言葉が勝負である。