林修先生の本が自己啓発本として使えると思った~『いつやるの?今でしょ!』

林修さんの『いつやるの?今でしょ!』を読了した。
ブレイク後に書かれた本で、ちょっと時間が経過している。
しかし、読むと自己啓発本として機能的だった。
まず、挨拶は誰にでも平等にしよう、という教えがあって、そのことについて道徳的な教えではなく「頭を下げるコストはゼロ」という現実的な感覚が書いてあった。
その点で信用できると思った。

早足で歩け。
視線を早く切るな、よく観察しろ。
仲間同士でなれ合うな。
言葉は、相手に伝わらないと意味がない。
よく観察して相手の「権威トレンド」を把握しろ。
相手のホーム、自分のアウェイでコミュニケーションすべし。
レッドオーシャン*1ではなく、ブルーオーシャンで戦え。

など、現実的かつ合理的な、機能する教えが色々並んでいる。
ギャンブルの効用は、山崎元さんとポジションが似ていると思ったし、麻雀をすすめている文章では、サイバーエージェント藤田晋さんを思い出した。
自分の今までの学びとも接続する。
家に本を置いておけば、長男が読むかもしれない。

いつやるか? 今でしょ!

いつやるか? 今でしょ!

*1:本書ではこの言葉は使用されていない