またつまらぬものをツイートしてしまった

私は自分のツイートをよく消す。
過去のツイートを消すのは、自分にダメ出しして自分を否定する行為である。
私はそういうのが好きなのだ。
「またつまらぬものをツイートしてしまった」
斬鉄剣で斬ったモノは元には戻らないが、ツイートは消すことができる。
時々、一旦ツイートをしたものを消すのはルール違反だ、といったストイックな意見を見るが、Twitterに消去機能があるのだから、ルールも何もない。
元々、自由だったTwitterに、人類が様々なルールを手前勝手に持ち込んでいるだけだ。
消したければ消せばいい。
そう言えば、先日、ブロックした相手に、監視させていただきます、と脅すようなツイートをしていた大学教員がいて、恐ろしくなった。
ブロックもTwitterにある機能だから、それを使うのは自由ではないか。

さて、そんな自分ももちろん完璧な人間ではないから、朝から通勤中に、満員電車のストレスから、見苦しい愚痴ツイートをすることがある。
そんなツイートは後から読み返して、消去する。
影響力のある人にリツイートされたりすると、さらに恥ずかしくなって消すこともある。
しかし、それは自由だ。
Twitterは壁外にあるのだ。
そこには人を食べる巨人もいるが、自由もある。