たんすはどこに置いても構わない

2008-05-21 - 空中キャンプ
「個人的でちいさな習慣の積み重ね」で私たちは構成されていて、結婚生活というものは、妥協や折衝などでそれらを擦り合わせる必要があり、そうでないと続けられないということでしょう。
で、私はよくクッションを足で踏んで妻に怒られます。本当に私は何も考えていないのです。習慣化しているクッション踏み、というか、そんなのいちいち習慣として意識していなかった。癖ですね、癖。
反対に、私はたんすが毎日移動されていたとしても、ほとんど気にならない。内装とか家具の配置などにこだわりはありません。「クウネル」ku:nelの創刊号を大事にもっていても、そこに出てくるかたがたのようなこだわりはほとんどなくて、動物園に連れてこられたライオンのようにあっさり環境を受け入れてしまえるようです。
それで結婚してもいいかな、と思わせることができたかもしれません。
インテリアのこだわりなんて、なけりゃない方が結婚生活はしやすいですよ。


ジョン・レノンオノ・ヨーコの新婚生活で、新聞をどちらが先に読むかでけんかになったので、結局複数の新聞をとることで解決したというエピソードを思い出しました。ラブ・アンド・ピースの二人でもかようにくだらないこだわりをもっているんだなあと思えて好きな話です。