中村一彰さんの『AI時代に輝く子ども』を読みました。
私の興味は、自分の長男(中学三年生)にどう接したらいいのか、わからない、そのヒントに本書がなるんじゃないか、という点でした。
結果として、参考になりました。
というか、最早、中三ともなれば、親にできることは少ないなあと思います。
中村さんも、本書の中で、自分の子どもについては難しい、ということをおっしゃられていて、共感を持ちました。
また、「子どもは、誰から言われるかによって態度や反応が変わることがあります」ことも書いてあり、心理的安全性の構築に失敗した今となっては、父親の私が色々良かれと思って何か言うと、ほとんど逆効果になってしまうことも、わかりました。
というわけで、できることは、無条件に子どもを信頼して、見守るしか無いようです。
本書ですすめられていたリチャード・バック『かもめのジョナサン』は、文庫本を買って、まずは自分が読んで、そして本棚に並べておこうと思いました。
あとは子どもが勝手に読むことに賭けるだけです。
親がすすめても、たぶん子どもは反発して読みません。
それはもったいないことです。
そういった意味で、素直な子どもというのは、圧倒的に色々有利です。
伸び方も違うでしょう。
早くそのことに気付いて欲しいところですが、私も他人に対して素直な気持ちを持てるようになったのは、大学浪人を2浪してようやく大学に入学した頃のような気がします。
要するに、時間がかかるわけです。
親には忍耐が必要ということですね。
本書の本筋は、全体的な教育についてなので、上に書いた内容は、私の個人的な読み方になりますので、注意ください。
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