下園壮太さんの『自衛隊メンタル教官が教える折れないリーダーの仕事』に「ダム型のリーダー」という言葉があった。
対照的に上からの指示や無茶ぶりをそのまま部下に丸投げする「源泉かけ流し型のリーダー」もいる。
まったく意識がなく、源泉かけ流しをやっている人もいる。
なんでそんな人を上に上げるのか。
組織の人事というのは中にいると本当に理解できないことが多い。
人事は、説明も少ないしね。
人事担当者は、担当者としての辛さや難しさがあると思うから、そこをもっと率直に表明すればいいと思うのだけれど、そうはいかないのかなあ。
人事は、どうしてオープンで率直ではないのか。
組織の論理というのは、時々、理解できないことがある。
その辺りは一個人ではどうしようもないので、私たちは自分を守るために源泉かけ流し型リーダーに対しては、それを押し返す技術が必要になる。
源泉かけ流し型リーダーも家族がいたり、住宅ローンがあったりして、そうでもしてなんとか仕事にしがみつかないといけない悲しい状況にあったりするのだろう。
なんかドラマ『わたし、定時で帰ります。』の福永を思い出した。
サラリーマン44歳おっさんともなると、あのドラマの福永を見て、単純に叩くことはできない。
「福永、ムカつく」とか、素直に言っている人はまだ若いんだと思う。
種田は、その福永を理解しているんだろうね。
脱線したが、源泉かけ流しリーダーの内在的論理を理解することで、自分の身を守ることにも接続すると思う。
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