接続〜読書とEvernote

本を読んでいて、これどこかで見たな、という言葉があると、さっとEvernoteで検索してみる。
すると以前クリップした情報が見つかったりする。
本は、その著者の流れに乗っているとサラサラ読めてしまって、引っかからずに何も残らない、ということもある。
別の情報をEvernoteなどで確認することで、その情報に複数の引っかかりができて、記憶に残りやすくなる気がする。
読書においては、時々、立ち止まることも大事だと思う。
Evernoteはトータルで20,000ノートぐらいのマイデータベースになっている。
こまめにクリップしているので、以前は意識していなかった情報が後日の検索によって引っかかることで、脳内のネットワークも強化されている感覚がある。

また、キーワードつながりで別のノートに接続するのもおもしろい。
自分の武器に厚みが生まれる。
情報の厚みがあれば、説得力も増す。

こういった使い方をすれば、気になったページは読まずにクリップしてもいいと思う。
以前、佐藤優さんは、池上彰さんとの対談で、読まずにクリップしても頭に引っ掛かりが残らずに意味がないとおっしゃっていたが、この方法なら意味がある。

「接続」というのは、最近の自分のキーワードである。
仕事でも、接続を意識することで、一味違ってくる。