ストリンドベリの言葉

苦しみつつ、なおはたらけ、安住を求めるな、この世は巡礼である

という言葉が好きだ。
ストリンドベリという人がどういう人か知らない。
それでも、この言葉には強い力がある。
覚悟しろ、といった強さ。
人に対して優しい言葉は聞き飽きた。
聞き飽きて、言葉として機能しない。
かえってこういう厳しい言葉の方が自分の中に食い込んできて、力となる。

Twitterでは「固定されたツイート」として常にトップに置いている。
ほぼ日手帳weeksの最初にも書いている。

朝から猛暑の中とぼとぼ歩いて出勤していると、よくこの言葉を思い出す。
仕事で疲労した身体をひきずるように帰宅する時も、思い出す。
毎日の通勤は、巡礼だと思う。
サラリーマンは苦しみつつ、なお働くのだ。
安住を求めてはいけない。
宝くじが当たると期待してはいけない。

アファーメーションとしては、最後の「この世は巡礼である」をシンプルに繰り返し唱えると良さそうだ。