自分がぼんやり考えていたことを他の誰かが言葉にしてくれている、と発見するのはうれしいものだ。
ちょうど茨木のり子「美しい言葉とは」を読んでそう感じた。
このエッセイ?は、MUJI BOOKS『茨木のり子』に収録されている。
日本語について多くの人が語る場合も、たいていは、その否定的な面を指摘することで尽きている場合が多い。p99
ここを呼んで、これだ!と思った。
自分はちょうど、Twitter などで人はネガティブなことを指摘するばかりついやってしまい、ポジティブな面をほめるといったことが足りないのではないか、と感じていたのだ。
Twitter は全体的にネガティブな方向へ人を持って行くが、それはなぜだろうか?
それはまた考えてみよう。
茨木さんは、次のような表現もしている。
まずいものを食べたときは「まずい、まずい」と大騒ぎするが、おいしいものの通過するときは、割にけろりとしているように、p99
脱線するが、レストランなどで大声で「まずい、まずい」と大騒ぎするような人とは結婚しない方がいいと思う。
まずいものはさっさと忘れて、おいしいものに集中した方がハッピーになれるのではないか。
忘却力は大事だな。
ニーチェの超人だ。
最近始めた毎日風呂に入って湯船につかる習慣も、色々忘れるためにやっているようなものだ。
ネガティブなことはすみやかに忘却して、ポジティブなことに焦点をあてよう。
それが人生のコツだと思う。
おいしいものを食べたときは、それを作った人やその他の人にどんどん伝えていけばいいよね。
今の課題は、長男のポジティブな面に焦点を当てることかな。
勝手にニンテンドー3DS を持ち出すようなネガティブな面は無視しよう。
Twitter ではポジティブなツイートを心がけよう。
期待しない、というのもポジティブな面に注目するのによい。
最初から期待しなければ、たとえば料理がおいしくなくても、ゼロであって、マイナスではない。
もしおいしかったら、ラッキーでポジティブになれるだろう。