数学者になりたい

望月新一さんの記事を読んで、やっぱり数学者ってかっこいいなと。
昔から、たとえばポール・エルデシュとか。
鞄一つで世界中を放浪した数学者。
紙と鉛筆があればそれでいい。
シンプルな生き方。
それに対する憧れ。
思考の集中。
ストイックさ。
数学をやらなくても、その生き方のスタイルをインストールすることはできる。
まったく理解できない世界。
その言葉を読んで、理解できなくても、頭に放り込む。
そのうち、ユリイカ!という瞬間があるかもしれない。
わからない状態を楽しむことができれば最強だ。
解決できない問題を抱えている自分に身悶えして興奮すれば素敵じゃないか。
アルコール度数9%のストロング和柑橘ダブルを飲んでいるので、思考がとんがってくる。
そんな気がする。

望月新一ぐらいだったら天才と認めて、メールが返ってこなくても認めるよ。
もう仕方ない。
敬意をもって、こちらから足を運ぶ。
それ以下の学者なら、ちゃんと仕事しろよって思う。
だいたい望月新一さんなら、尊敬されたいとか、尊重しろよ、とかたぶん思わない。
天才未満の中途半端な秀才が、おれを尊重しろよ、とか思うんだよね。
めんどくさい。

数学者と同じように、将棋の棋士にも憧れを感じる。
こちらも9×9の81マスのゲームに人生を賭けていて、そのシンプルな生活に憧れる。
アニメ『3月のライオン』の主人公のマンションの部屋を思う。
家具も何も無い。
将棋盤と駒だけがフローリングのワンルームに置かれている。
巨大なベッドは、金持ちの心友ライバルが勝手に置いていったものだ。
自分の部屋にいる時は、将棋を研究しているか、ベッドで眠るだけ。
そういった生活に憧れる。
自分の場合、書くか寝るか。
そのためには、Twitter とか色々と集中をそらすツールを排除しないといけない。
難しいよね。
この辺り、アルコール度数8%プライムハイボール500mlで軽く酔って一気に書いている。
その方がおもしろい。
フリージャズみたいな書き方で、普段から思考しているものがむき出しで表現される。

文庫 放浪の天才数学者エルデシュ (草思社文庫)

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